松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

2005-01-01から1年間の記事一覧

12/31の朝8時すぎ後半掲載。 これが掲載された『時の楔通信 第〈12〉号』(1985・8)は、35pで製本されていないパンフレットであるが、ちゃんと活字で印刷してある。二段組である。この文章の前半後半の区別はない。 参考までに目次を簡略化して並べる…

表現過程としての被拘束空間(序)(後半)

さし入れされた文書に何か記入してから外へ送ることも原則的に禁止されていた。「救援」紙上に掲載された自分の文章のミスプリ訂正さえ!〈 〉獄にある間、「海燕」誌上での埴谷雄高氏と吉本隆明氏の往復書簡による論争も、コピーをさし入れてもらったので四…

表現過程としての被拘束空間(序)(前半)

以上のような被拘束空間における表現という問題を考察するため、の資料として(松下昇氏の)次のような文章を掲載する。 わたしたちは被拘束空間に居ないとしてもなお、意外なほど狭い領域に拘束されているのではないか。そうだとすれば下記は見かけほど特殊…

それとともに、戸田氏は刑事被告人であることにより、サバルタンである。(一方わたし野原は観察者(記述者)である限りにおいてサバルタンではない。) 彼のサバルタン性は二重に現れる。ひとつはマスコミにおいて、彼が刑事被告人=悪党という枠組みにおい…

戸田ひさよし氏のことを長々と取り上げた。言論の自由が狭くなっている現在の情況の正確な指標になっている、と考えるからである。戸田氏は市会議員であり、彼の言説は一般市民のそれより力を持つ。彼はその立場を十分に利用し市民のためにがんばってきた。…

戸田氏発言の一部

http://hige.s149.xrea.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=519;id= ちょいマジ掲示板(改訂版) それで、先ほどからの当方弁護人の「勾留は不当だ」という具体的で詳細な主張と、長瀬裁判官の抽象的で具体性のない主張を比べてみれば、長瀬裁判官の主張…

警察に屈服した議会

さて、私に対して一本の呼び出し状も寄こさなかった警察が、12月定例議会本会議前の、議案説明を受けているさ中、なぜ突然、大勢のマスコミを動員して市役所・市議会に乗り込んできて、テレビカメラの放列の前で私を逮捕、連行し、長期監禁するようなことを…

戸田ひさよし氏起訴

(1)12月28日午後、国家権力は、不当にも戸田ひさよしを起訴しました。それも、身柄を獄の中に閉じ込めたまま!私たちは腹の底からの怒りを抑えることができません。 (略) すべての皆さんの力で、以前よりも戦意と闘志がとぎすまされ、体が引き締ま…

戸田ひさよし氏と被拘束空間(2)

http://d.hatena.ne.jp/noharra/20051219 の続き。テーマとしては重複もあります。重要なわりにネットではあまり見ないので再度取り上げる。

2005年12月20日早大文学部における不当逮捕を許さない

http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20060101/p2 経由 http://wasedadetaiho.web.fc2.com/i/top.htm この出来事は、「言論表現の自由」を最後まで守るべき大学が、それをみずからあからさまに放棄したものであるがゆえに、

早大でビラまき逮捕 建造物侵入容疑で

早大でビラまき逮捕 建造物侵入容疑で2005年12月29日08時53分 早稲田大のキャンパスでビラをまいていたアルバイトの男性(22)が建造物侵入の疑いで逮捕、勾留(こうりゅう)されていたことがわかった。東京地裁で28日、勾留理由開示の法廷が開かれ、坂…

〈私という根拠〉

(1) 現実という物のすべては〈私という根拠〉によって成立している。〈私=私〉とは、根拠を疑わないという無自覚な立入禁止である。つまりそれは〈他者〉を積極的に排除することによって成立している。 さて仮にそうであるとしたら、デリダ=高橋の言う“…

書かれたものの廃棄

書けば書くほど遠ざかっていく、という思いがあるなら、1ヶ月かかろうとその場を動かず書きつづけるべきではないか。 これはおそらく、わたしの友人による私への批判。 具体として、何もできないのに、不用意に、何を通信しようとしたのか、するのか、と。 …

Y染色体(続き)

http://d.hatena.ne.jp/noharra/20050609#p1 の続き。 生物学の正確なことはよく分かりません。回文配列って何だ? 要するに、大ざっぱに言うと、おじいちゃんと孫(男性)のY染色体は同じだが、厳密にはそうでもないということか。 http://www.janjan.jp/g…

離婚の自由は有る。

コメント欄で剣恒光さんに教えていただいた。 『皇室典範第14条に民間から皇室に入った者は離婚した時は、皇族の身分を離れる。と規定されている。 故に、離婚の自由も有る。 想定の範囲内ですと今流にw』 第1条 皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを…

幸せ それとも

本当のことを言うと、わたしは雅子さんにそれほど興味はない。 しかしながら、(良く知らないのだが)美智子さまも雅子さんもあまり幸せそうではない。私は女性じゃないからどうでもいいようなものだが、“女性を幸せにしない日本というシステム”がそこにルプ…

雅子さま「離婚説」

週刊新潮の見出しから。 雅子さんに離婚の自由はあるか? もちろんある、と答えるべきである。

受忍限度を超えた(12/257時44分)

黒猫氏へのメールを上のアーティクル「議論の回避?」という形で上げた。実際メールのつもりで書いたのだが、関係者が他にもいるのでブログ記事の形にした。そのときurlをそのままコピーしたので、keiroku氏ほか数名の方にTBが送信されたと思う(hatenaの…

おおや地雷: 他者の歓待(12/25 朝6時)

http://alicia.zive.net/weblog/t-ohya/archives/000268.html おおやにき: 他者の歓待 おおや地雷を踏んでしまった。 (私じゃないよ、とはいいませんが。)

違法性

白昼あるいは夜更け、特に人目を避けているわけでないが誰もいない住宅街である家のポストに一枚のビラを差し込むとき、 … わたしたちは〈違法〉とされる。 これが事実である。従って、私たちがどんなに高度なあるいは多量の文章を大学やインターネットで書…

「議論の回避」?

http://d.hatena.ne.jp/mojimoji/20051221 http://d.hatena.ne.jp/kuronekobousyu/20051224/p1 関連 黒猫さん 反戦ビラ問題についての、TBやメールありがとうございます。この問題についてわたしは下記で発言しましたが、それは http://d.hatena.ne.jp/noh…

はてな新機能〈あしか〉はヒットするかも

「あしか」というのは、次のような物。 1)「新規タスクグループ作成」で、タスクの種類を設定します。 2)次に、各グループをクリックするとタスクの一覧ページになります。「タスクを追加する」をクリックして、開いたページにタスクのタイトルを書き、本…

続報(12/29)

http://black.ap.teacup.com/despera/108.html despera - 【反WTO闘争弾圧救援会より】12・29国際 統一抗議行動/N君からのメッセージ

続報(12/25)

一応仮釈放に成ったそうです。 http://black.ap.teacup.com/despera/107.html による 現在、香港カトリック教会が運営する教会に滞在している。 http://www.labornetjp.org/worldnews/korea/misc/2005BusanHongKong/1135435764631Staff/view で、この件を報…

香港のど真ん中で「世界」に叫ぶ  □ ふるまいよしこ 

昨日書いた、反WTO活動家拘束テーマとの関連で、 http://d.hatena.ne.jp/noharra/20051222#p3 香港人は反WTOデモをどう見たか?の一側面。「村上龍さんのJMM」の記事から。 http://ryumurakami.jmm.co.jp/recent.html JMM最新号 連日、香港メディア…

反グローバリズム運動

AJさんからのメールを公開する。 http://d.hatena.ne.jp/noharra/20051222#p3 に書いた(黒目さんという方から)廻ってきたメールの全文を転送したものへの返事。 野原(仮名)さんへ 詳しいニュースを有り難う御ざいます。すでに長船さんのページで拝見し…

反WTO活動家拘束への抗議

えっとまた廻ってきたメールです。 以下、転載歓迎です。 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>すべてのみなさん! 12月17日、WTO(世界貿易機構)閣僚会議に反対する民衆デモが香港で大規模に行われ、その中で韓国の農民・労働者を中心としたメン…

皇室民営化に賛成

最初にスズキさんは、『国民の多くが、皇室は続いてもらいたいと思っている』と書いている。『皇室は続いてもらいたい』この意見には、俺も同意する。皇室は、米の神様の末裔であり(コメ開放のときに右翼はなぜ決起しなかったのか?)、朝鮮民族と日本人と…

反米嫌日戦線さん復活

http://d.hatena.ne.jp/noharra/20051219#p3で触れた話だが 下記で復活しておられる。http://anarchist.seesaa.net/ 反米嫌日戦線「狼」(美は乱調にあり) 今後も活躍を期待したい。

無限な非自我

フィヒテによれば、自我は、定立作用のうちに存する無限な活動性を自らの本質と見なす。このことは次のように起こる。即ち自我(das Ich)はみずから(A)を定立し、このみずからに対して、構想力のなかに、ひとつの非−自我(B)を反定立する。 理性がその…