松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧

少女は殺される

下記からちょっとだけコピペします。 http://0000000000.net/p-navi/info/news/200410301230.htm P-navi info : アラファト、パリへ 攻撃は続く(未完) そんな間にもパレスチナはあちこちで攻撃を受け続けている。28日付のニュースでは、ハンユニスの少女の…

イラク人ライードさんより香田証生さん拘束事件に関連して、

次のような公開書簡が翻訳されているので、こちらにもコピペして掲げさせてもらう。 自衛隊のイラクでの存在に対し、復興支援などという名目を信じて(信じようとして)いる人もいるが、今頃給水車をまわすことに意味などない。意味は、「ブッシュ政権に,イ…

フィクションとしての聖人

吉田公平『日本における陽明学』isbn:4831509213 によれば、中国思想において必須とされた概念は「修己」と「治人」という二つであった。*1 修己とは何か? 修己説の中核を構成するのは、本来成仏・本来聖人・本来完全などといわれるように、いわゆる人間の…

「米軍の力を借りた人質救出」路線反対(8時16分一部訂正)

http://d.hatena.ne.jp/jinjinjin5/20041029 はてなダイアリー - フラグ、大地に起つ! で引用されていた、「mU8r3v D4 0i+cuD3R」様の日記から一部孫引きさせていただきます。 http://d.hatena.ne.jp/homoinsipiens/20041029#1099030289 はてなダイアリー -…

命の問題だとは私は思っていない

http://d.hatena.ne.jp/jinjinjin5/20041030 はてなダイアリー - フラグ、大地に起つ! 上記の日記では[雑記]人質事件 〜撤退派の主張に対する違和感〜 が述べられている。 それはテロリストの要求によって国策を変更するということの意味を理解している人…

首相官邸ホームページ

で彼宛にメールを出しました、いま。 http://www.kantei.go.jp/ 前回、わたしたちはコリン・コバヤシ氏を信じてじっと待っていた。幸い、それでよかった。今回は殺される可能性が極めて高い。自衛隊イラク派遣の現在に正義があると信じる人以外、全員首相に…

日本国民の約半数は

イラクへの自衛隊派兵に反対かかなり疑問を持っているという。 自衛隊派兵はすでに為された。だが問題は現時点において当初目標に対しどれだけの成果が上がったかなどのきちんとした検証がなされることなく、ひたすら小泉ポチ路線(対米従属路線)によってあ…

自衛隊べつに役に立ってないし

撤退すべきだと思う。

己を愛するは善からぬことの第一なり。

南洲西郷隆盛の遺訓からちょっと引用する。 道は天地自然の物にして人は之れを行ふものなれば、天を敬するを目的とす。天は人も我れも同一に愛し給うゆえ、われを愛する心を持って人を愛するなり、 + 己を愛するは善からぬことの第一なり。修行の出来ぬも、…

糾弾は関係を切断する?

http://d.hatena.ne.jp/swan_slab/20041020#p2 はてなダイアリー - + 駝 鳥 + については上に触れたが、スワンさんからコメントがあったのでもう一度考えてみた。 歴史的判決というべき04年10月15日に、水俣病を語るブログや2chの言論が閑散としていた…

私たちの加害性

スワンさんからコメントをいただきました。 # swan_slab 『こんにちは、私のいう”加害者”というのは、その前段の水俣における私達の加害性という議論から流れてきています。誰に対する加害性かという個別の被害との関係で理解しているのです。しがたって【ア…

戦争当事者の現実

そう考えると、歴史問題について、私たちが、アジア諸国との関係で戦争の加害者であることは疑う余地はないが、問題は直接の加害者ではなくなった私たちと戦争当事者たちとの関係性の問題だ。加害者である当事者たちのこころに思いをはせ、加害者のあゆんだ…

(11)

# Cman 『おやおや、逆ギレですか・・・。批判されることに耐性がないならコメント欄を外したら如何でしょうか。それか、反対意見はお断り、と注意書きをしておくとかしたら。』 批判がないから怒っているのだが?

(10)

Cman 『だったらピンカーの本を読んでみればいいのではないでしょうか。それをしないどころか、「読む気はない」とすら公言してる人が何を言っているのか。』 あなたは何のために出てきたの?

(9)正しい理屈なのか(11/4追加)

# Cman 『何が何でも差別に結びつけようという意気込みを感じますが、そんなことを言っているのではありません。山形氏のもとの書評にもあったように、男女で遺伝的に適性や嗜好が異なるなら、職業分布などに差があるのはむしろ当然だということです。そんな…

(8)男女に差はある(10/28追加)

Cman 『あなた(方)の考えは、男女に遺伝的な違いがあるならそれを矯正すべきだということでしょうか?それとも遺伝的に違いはない、つまり、人間は空白の石版だと信じているということでしょうか?』 えーと。xyとyyだったかなとよく分からなかったので(…

(7)反フェミ/フェミの水掛け論(10/26追加)

10/26までに三人の方からコメントいただきました。ありがとうございます。 (1) # 通りすがり 『匿名失礼します。上記1〜3のような反フェミ/フェミの水掛け論は耳にタコの世界ですね。もっとこう、プラグマティックで議論の土台になりうる、「遺伝的に…

(6)反反ジェンダーフリー

まず、最初の書評からの山形氏の文章を読み返す。 あるいは男女の性差。男と女は遺伝的にちがうし、それは嗜好にも出る。男女の職業的偏りは、社会の洗脳のせいだけでなく、遺伝的な部分も大きい。だから女の政治家や重役が少ない等の結果平等を求める悪しき…

馬鹿の可塑性 −藤樹の性善説−

中江藤樹と彼の生徒大野了佐のエピソード。 ○寛永十五年の事なり。大野了佐と云へる者来ッて藤樹に学ぶ。初め藤樹が大洲にありし時、大野某なる者と友とし善かりしが、其の子了佐は天性愚鈍者にて、殆んど一人前の人間たるベき望無く、到底家を継がしめ難き…

仕事を止めて何が良かったと言って

夜、熟睡できるようになったことだよ、と中江藤樹は言った(らしい)。*1 *1:中里介山『中江藤樹言行録』内外出版協会p28、なかなか手に入らない訳のわかない本から得意そうに引用するなよ。

パトリオティスム

吾人の観たる多くの偉人は何物よりも故郷を愛するの念強かりしが如し。*1 故郷(パトリ)も愛せないくせに、「日本国及び国民の誇り」なんて言ってんじゃねえぞ。>プチウヨ *1:中里介山『中江藤樹言行録』内外出版協会p26

パレスチナと南京(その2)

http://d.hatena.ne.jp/milkbottle/20041018 はてなダイアリー - NEWS GARAGE【カバ式会社おばか通信】のブログでは、イスラエルによる虐殺に触れた後、「南京」にも触れている。 「 それによると、監視所からの銃撃があった後、倒れた少女に司令…

井沢「数千万」捏造発言

http://d.hatena.ne.jp/Jonah_2/20041018#p1 経由の http://dklog.jp/u/yuuko999/#0000978507 から 「たかじん」南京虐殺、靖国参拝など(ゲスト:西尾幹二) 「たかじんのそこまで言って委員会」の発言記録をコピーさせてもらいます。 井沢元彦氏の発言。 …

汚辱にまみれて死んでいくべき

わたしなのに。ついついごまかして普通人のふりをしてしまう。 http://bbs7.otd.co.jp/273430/bbs_plain?range=-50&base=3000 西尾幹二(日録)感想掲示板 左翼というだけで、「汚辱」と決めつける上記のようなサイトはわたしの守らなければならない<初心>を…

私は喜んで乞食淫売で結構である。

というわけで、わたしが最近すごい!と思っている言葉たちは彼女のものだ。 何が納得いかないのだといって、言葉に納得がいかないのだ。本当に子供だった時私は家も家族も服も靴も鞄も男も友達も何も要らないただ自分の身体を忠実に翻訳する言葉だけが欲しい…

言葉にでも女にでも

「私が何かを論じる」ということが大事なのでは、本質的にはない、と思っている。 「ところで、概念とは、こちらが把握したい時に把握できるのではなく、或る瞬間、否応なしに、こちらを把握してくる本質を持つのではないだろうか。*1」と松下も言っている。…

男性でありながら

男性でありながら真っ昼間から、女性もののらしいブログをのぞき見していると、なんだかゲームへの参加を呼び掛けられたので、男性でありながら初老でありながら参加してみようと思ったが、男性でありながら配偶者から急に電話が掛かってき男性でありながら…

人質非難はどうかと思う(11/5)

http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1094319459/375 『結局、スピンをまともに検証して本に出したのは小林だけなんだよな。 バッシャー(情報操作に引っかかった人も確信犯も含めて)達がテレビ番組や雑誌記事、記者会見、ホームページ、新聞で、あれ…

(5)

# hiyori13 『あなたホントに大丈夫? 「〜と本書は述べる」と書いて、書評対象本の要約であることを明記してある部分だけ見て、そのもとの本ではなく書評者を批判するの? ちなみにぼくは5回は読んでるよ。あたりまえじゃん。もとの書評を書いたのがぼくだ…

(4)前提(10/21追記)(10/22朝、一部訂正)

α.わたしたちの社会・国家は、私たち自身各自の生きること(幸せ)の総体にその権威の基礎を置いている。 β.したがって、わたしたち各自は決定に参加する平等な権利を持つ。 γ.それぞれの人は平等な「生きる権利」を持つ。 平等という前提についてもう一…