松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

王力雄の『黄禍』はすごい

王力雄さんの『黄禍』 横澤泰夫訳 集広舎 読んだ。これは大傑作だ。 半分までは、重く大きなテーマに真正面から取り組んだ未来ポリティカル・フィクションの傑作だ、と思った。しかし最後まで読むと、それをはるかに越えた、人類の権力と暴力、生と性、溢れ…

趙寛子の徐京植批判

シノドスに、「在日朝鮮人の「民族解放論」はアジアに平和をもたらすのか? 趙寛子 / 東北アジア研究(翻訳:李順愛) 」という文章が載っていた。徐京植氏批判のようだ。 http://synodos.jp/international/18637野原的に偏向したマトメを下記に記す。 1990…