松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

アフガニスタンのチャグチャランPRTへの文民支援チームの派遣

PRTとは(Province Reconstruction Team地域復興チーム)のことらしい。 1 本年1月9日に、日本として今後アフガニスタンの地方に対する開発援助活動を強化する取組の一環として、リトアニア政府からの提案に基づき、今春以降…

わたしの力をアクティブにすること

格物致知と並んで、朱熹の「大学」解釈が独自であったのは、本文にある「親民」を「新民」と新ため、それを「明明徳」と連動させたことにある。「すでに自ら自己の明徳を明らかにしたなら、当然それを他人に推して及ぼし、彼らにも自分に古く染み込んだ汚れ…

国立メディア総合センターは八百万(の神)

を展示するものらしい。 実はアーティストであるらしい明和電気社長さんは、国立メディア総合センターの企画会議に参加しているらしい。ほんとかな。http://maywa.laff.jp/blog/images/2009/07/08/photo.jpg のような 俗悪の極みの「絵」を文化庁が偉い官僚…

核兵器の使用は絶対悪か?

朝鮮民主主義研究センターによると、 http://www.asiavoice.net/nkorea/2009/07/post_298.html 国際司法裁判所は核兵器による脅迫または核兵器の使用について、合法か違法かはっきりと結論を出すことができない。「国家の存亡そのものがかかっているような自…

神戸刑務所(兵庫県明石市)が偽装請負!

偽装請負って偽装派遣とどう違うのか?wikipediaによると、いわゆる派遣とは民法上は請負契約になるので、いわゆる偽装派遣は法的には偽装請負と表現される。 請負では使用者は労働者に直接命令する権利がない(請負会社を通じて命令しなければならない)。し…

精神の歴史 近代日本における二つの言語論

田中 希生さん*1の立派な本が、本屋さんにあったので、見てみたらなかなか面白そうだった。*2 精神の歴史 近代日本における二つの言語論 5600円+税 ISBN978-4-903426-25-9 C3021 紹介文を引用してみる。 「言葉とは、すべて出来事の表象(リプレゼンテーシ…

「「反日上等」論議について(1)前半」批判

ええとまず、深海魚さんの下記記事には全面的に同感するものだ、わたしは。(これについてはいつか書きたい) http://sillyfish.blog2.fc2.com/blog-entry-723.html でその点では共通しながらなお、金光翔さんには全面的に批判的である。(これはまあ微妙な…

思い出が 力になる。

とハリー・ポッターが言ってました。 ある種の反日原理主義者に対する 嫌味として使えるかな、と思ったのでメモしておく。

野原は、在日や外国人を無理やり黙らせる!

黙らせる効果はゼロ。 id:F1977 抑圧され声を奪われている人々が上げた声を「寝言」などと、よく言えるものです。そうやって在日や外国人を無理やり黙らせることによって、日本人は枕を高くして、こんな大いびきをかいて眠ることができるのでしょう 2009/07/…

「反日上等」論議について(1)後半部批判

AA 本質的な論点は、「外国人の人権を擁護する運動は、「反日」的と見られないようにすべきだ」という主張に対する是非である。(金光翔) http://watashinim.exblog.jp/9975529/ BB「日の丸を拒否することは、日本を拒否することではない。」というテーゼを…

反日か反日本か?

watashinimさんが書き付けた 「反日」を否定するという行為に躊躇する、ある日本人の姿勢への攻撃に加担 に、sharouさんが、意味がわからないと反応している。 http://b.hatena.ne.jp/sharou/20090713#bookmark-14606426 http://watashinim.exblog.jp/997552…

反日とは

自己が依拠してきた発想や存在の様式を変換する契機を、日本の戦後過程における社会構造の責任との関連において、極限的に迫求する方向に見えてくるヴィジョン。(松下昇) http://d.hatena.ne.jp/noharra/11000123#p1

だましうち みたいだ

http://d.hatena.ne.jp/kanjinai/20090711/1247243563 一読よく分からなかった。 森岡さんは「長期脳死は脳死でない」説を学問的に完全否定した、と。 で、石井みどりは「長期脳死=脳死ではない」と繰り返している、と。なんのこっちゃ?! 長期脳死って何…

4つのだましうちによって成立した戦後日本

最初の騙し討ちとは、天皇不退位である。ヒロヒト自身退位の意思を持っていたと思われるが、占領軍や吉田首相などがそれをさせなかった。第三のだましうちとは、靖国神社に対するA級戦犯合祀である。ヒロヒト及びその意志を尊重すべきと考えるグループ(か…

改定入管法は可決 予定。

平岡正明リンク

http://www.rll.jp/hood/text/harpobucho/20090714151115.php 熱意溢れる記事 7/19追加

平岡正明さんがなくなった

大田竜に続いて、と言えなくもないが、まあとにかく亡くなってしまった。 60年安保直後の〈自立学校〉において、まだ紅顔の美少年だった平岡が、部屋の中を火のついたたいまつかなんか持って走り回っていた、というエピソードは有名。 お調子もの、といっ…

7・5 血塗られたウルムチ−−その時何が/毎日新聞

http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/4a2d097f57d12e5544104cd872014e24 リンクだけしておきます。

日の丸についての議論

継続中です。下記のコメント欄で http://d.hatena.ne.jp/noharra/comment?date=20090624#c 「日の丸が好きか嫌いか?」ではありません、 論点は。 1999年まで何の法的根拠もなかったのに文部省官僚がその歪んだ趣味に基づき学校現場に根付かせようとした「卒…

きょうの日の丸

大日本青年党の党旗「白日赤誠旗」。橋本欣五郎著「革新の必然性」より http://www.news.janjan.jp/living/0610/0610152767/1.php

なかなか武装解除しない反日の丸派の態度は、

頑固で、利己的で、ばかげていると見える、圧倒的多数の「普通の日本人」にとって。*1 経済的に繁栄し、自分の生活にしか関心のない現代のアイルランド、イギリスのほとんどの人々にとって、なかなか武装解除しないIRAの態度は、頑固で、利己的で、ばかげて…

東洋自由の原理は強制になじまない。

http://d.hatena.ne.jp/noharra/20090624#c1246678405 修身斉家治国平天下という儒教道徳の基礎は、自己の中で自己を充実させることにより聖人に至りうる自己を確立することにあります。他者の教えに唯々諾々と従っているようではダメなのです。この考え方は…

公立中学校は奴隷養成してればよいのか?

6/24のコメント欄でantonianさんと少しお話ししました。 まぁ、あと個人的な体験というか、わたくしが中学に上がる頃、学区の公立校は日教組が牛耳り左翼思想が吹き荒れていて、それが嫌なら私学行くしかなかった・・って、そういうのどっかおかしいなと…

「君が代」という歌はやっぱりどうなのよ?

T.MURACHIさんと言う方の意見は率直でわかりやすく感じた。 http://harapeko.asablo.jp/blog/2009/07/04/4412196 この方はまず、国旗や国歌について「それらが象徴するものが天皇であり、あるいは天皇制であるとして、それらに対して反発的な感情を持ち合わ…

私は日の丸が好きです、について(補遺)

http://d.hatena.ne.jp/noharra/20090621 http://d.hatena.ne.jp/noharra/20090624 の続き Lunar_Landerさんへ 1点目 「日の丸が好きです。尊重するべきものだと心得ています。」という認識は、そうした事実(日の丸によって駆り立てられた戦争で多くの兵士…

日の丸問題は反日問題ではない。

ゆえに、過去、教師達(学校内の権力)が学生に対し日の丸や君が代を歴史問題という解釈を押し付けたような事も、国家や教育委員会(国家権力、社会権力)のお偉方が条例化してしまった事も、どちらにも反発します。そもそも公立校の教師は公務員で日本国家にお…

日の丸を嫌う権利

埼玉県の上田清司知事は1日、入学式など式典の国歌斉唱の際に起立しない教員について、「日本の国旗や国歌が嫌いだという教員は、辞めるしかないのではないか」と述べた。6月定例県議会で吉田芳朝県議の一般質問に答えた。 県教育委員会によると、式典で国…

〈反日〉日本人の起源(1)

反日というときの日本とはそれだけ単独で存在するわけではなくて、その裏には中国や韓国(朝鮮)をどう認識するかという問題が存在する。 戦後の中国学のパラダイムに大きな影響力を持ったのは竹内好である。 彼の「中国の近代と日本の近代」によれば、日本…