松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「ガザへの侵攻、準備完了」イスラエル軍

昨日29日は国連によるパレスチナ分割決議(181号)から60年目となる日だった。パレスチナの現在に続く苦難が始まったと言えるこの日が、パレスチナへの国際連帯の日となっていることは皮肉な感じもする。この29日(水)には、連帯も何もあったもんじゃないイ…

大江健三郎という「嘘の巨塊」

http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/5293d396b69a6498f9edb72581480fc4 やっとでた、池田信夫氏による「A大尉=罪の巨塊」論の再論。

アリ・アルスーフィさんが殺された。

今日27日、アナポリス・サミットの開催日の早朝、ガザで殺されたのは、ラファの農民、アリ・アルスーフィさん(55)で、イスラエル軍の銃撃に倒れた。イスラエル軍は破壊されたガザ空港に近い、ラファ東部に侵入してきていて、農地に激しく銃撃を行い、スー…

67年の六日戦争の占領地を放棄せよ!イスラエル国家は

中東の不安定状態は、イスラエルの建国から始まった。 友人のユダヤ系イギリス人の医者が、大阪での学会の帰りにぼくの家に寄って泊まっていきましたが、かれはイスラエルのパレスチナの67年の六日戦争の占領地から、軍隊を引き上げ、パレスチナ国家を認め…

ストップ・ザ・ウォール・キャンペーン

ファトヒ・クデイラートさんスピーキング・ツアー大阪集会 ゲスト講師:天木直人さん 日時 2007年11月25日(日)午後1時〜4時45分 (開場12時30分) 会場 大阪市立浪速人権文化センター 小ホール アクセス:JR環状線「芦原橋」駅下車すぐ (芦原橋には似たよ…

Filippo Minelli Hits The West Bank Barrier http://www.lodominelli.com/2007/11/18/filippo-minelli-hits-west-bank-in-palestine/ を無断で覗く。

恣意的な論点を強制する文部科学省!

集団「自決」が、「軍命令に従って」なされたと主張している歴史学者はいない。したって訂正のしようがない。 編集部 その「詐欺」的なやり方だけではなく、文科省が出してきた検定意見そのものが論理的に破綻している、とも指摘されていますね。 林 検定意…

大江『沖縄ノート』裁判について

大江『沖縄ノート』裁判についての野原のまとまった文章は下記です。 http://sogets.o.oo7.jp/re54.html#54-1 「いざとなったらこれで死になさい」 culture review54文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記』 が、大江『沖縄ノート』裁判についてい…

名を呼ぶと火傷する詩人

ちょっとググってみて見つけたが、下記のHPには沖縄返還前から現在までの、熱気ある「沖縄派」の(?)文献集(テキスト)が存在し圧巻である。 http://www5b.biglobe.ne.jp/~WHOYOU/index.htm新川 明(アラカワ アキラ).氏の文章は次の3つ。 http://www…

知ることがなんの役に立ったかね?

沖縄での漠然たる言葉、あいまいないいまわしは、絵の具をぬって草などをさしこんだ迷彩網のような役割をそなえているが、この迷彩網はほとんどつねに、その奥に凄じく異様な実体をかくしている。しかも迷彩網がとり除かれ、それで迷彩網のかげにそういうも…

(沖縄の)優しさとかさなりあったしたたかな拒絶

かってロングセラーだったともされる大江健三郎『沖縄ノート』ISBN:4004150280 C0226は、実はかっても今も読まれていない。 読みうるような文章で書かれていないからだ。この本のテーマは沖縄ではない。そうではなく、「絶対的な優しさとかさなりあった、し…

くらやみの中で 旗がふられる。

くらやみの中で 旗がふられる。 うるしをぬりこめた かなしみの旗が 夜に同化された憎しみをささげて うちふられる。 雨は 夜を更にくらくするために 流れとなっておち 闇よりも黒い夜をつくる。 この時 屈辱の歴史をむくる 旗は暗い くらい 夜の重さに耐え…

米軍のパキスタン関与絶対反対

米軍のパキスタン関与はパキスタン(人口1.6億以上の核大国)のイラク化(テロだらけで逃げ出せる市民は全員逃げ出す国)への道である可能性が非常に強いので絶対に反対しなければならない。 【11月20日 AFP】米国防総省は19日、パキスタン部族地域の治安…

2週間で拘束された人は1万人を超える!

一昨日から「放送規則の順守」を条件に民放2社が見られるようになった。しかし、まとも(反政府的)なニュースを流すジオTV等はインターネットでも見られなくなった。 どれだけの圧力をかけたものか、ドバイからの衛星放送までが閉鎖とは…で、昨日はジオTV…

テロとの戦いとパキスタン民主主義の運命

「政権は、テロリストの逮捕を名目に数百人の行方不明者を出している」と批判するチャウダリー長官は、民主化の象徴的存在になりつつある。 http://my.reset.jp/~adachihayao/070516E.htm と栗田慎一氏が語ったのは今年5月のこと。現在もなおそこを中心にパ…

明日は六十八回目の殉国先烈記念日だ。

明日は六十八回目の殉国先烈記念日だ。ところで果して国民のどの位が殉国先烈がどんな方々なのか、この日が何をする日なのか分かっているのだろうか。現行によれば、殉国先烈と言うのは「日帝の国権侵奪前後から1945年8月14日まで国内外で日帝の国権侵奪に反…

<アパルトヘイト壁>にNO!!!!

いよいよ、パレスチナから反アパルトヘイトウォール草の根キャ ンペーンのファトヒ・クデイラートさんが来日されます。院内集会も含め、全国9箇所で講演がありますので、お近くの企 画に足を運んでいただければと思います。 大阪集会は、11月25日(日)で、…

文化革命とは

私は『存在と時間』に一種の文化革命の構想が秘められており、この構想のうちにハイデガーをナチスに共感させる契機が含まれていたと考える。 p17 木田元『ハイデガーの思想』 <存在=現前性=被制作性>というアリストテレス以来の伝統的存在概念を、くつ…

右翼とは馬鹿だと理解してよい。

田中優子さんの文章 私は右翼がわからない。なぜ民族主義者なのに日米安保体制に大賛成なのか?なぜ三味線より軍歌が好きなのか?なぜ着物ではなく軍服を着るのか? なぜ受験生みたいに鉢巻きをするのか?なぜ古来の地元の神社にいかずに新しい靖国神社に行…

習慣を批判するためには普遍性が必要

http://d.hatena.ne.jp/noharra/20071110#p1 の続き だから世界で、「強み」というのは何か?と問うと、 継続して毎日の習慣化していること なんだ。 そこに自分の本質がある。 自己の本質を探そうとすると、まず毎日やっていて無意識に習慣化していること、…

集会の感想(素直に書けない)

http://d.hatena.ne.jp/noharra/20071027#p3 えっと今日は、上記で紹介した 「◇京都 今年は、フィリピンからお二人の被害女性をお招きして証言をお聞きします。お誘い合わせのうえ、ぜひご参加ください。 ●日 時:11月11日(日)午後2時より ●場 所:京大会…

わたしを観察することの困難

えー、和辻の『人間の学としての倫理学』読んでいるのですが、ちょっと中だるみ。(まだ1/3汗;) カントが出てきたのでちょっと引用してみよう。 人間とは何か?とかいってアホちゃうか、人間なんかそこらじゅうにいるやん、お前自身もそうやん。観察す…

「僕と外に出て歩こう」

ビルマの若者が、監視にさらされているだろうところのビルマ国内のインターネットのブログに載せた詩だとのことだ。font-daさんの紹介。 僕がいまこれを書いている時刻は二〇〇七年八月二二日一一時四六分 今日はこの文章を読み直していた 明日の計画はたて…

語られる死/語られない死

−−−3人の子どもたちは殺された。 アル・ショービ家: 2002年4月、西岸ナブルスに住むショービさん宅を真夜中にイスラエル軍が攻撃し、警告も発さず、D9ブルドーザーで家を取り壊した。原告のマフムードさんの父、ウマールさん、姉妹のファティマさんとアビー…

テロとの戦いに勝利はないが、、

テロというのは国家と違い、基本的には武装勢力であって、最終的に殲滅されるということはあり得ない。むしろ、テロとの戦いを続ければ続けるほど、武装勢力の反感を生むのであって、結果として、アメリカの希望する「テロとの永久戦争」が続くわけである。…

対米従属の終焉

まずはテロ対策特別措置法の話から入りましたので、その中で、安全保障政策、平和貢献のことについて首相が今までの政府の考えを180度転換する、憲法解釈を180度転換するということをその場で確約を致しました。もちろん、首相にとっては連立が前提と…

飛浩隆『象られた力』

誰かがほめていたので、飛浩隆『象られた力』isbn:4150307687 を読んでみた。 驚いた。これは名作だ。*1SFを読んで本気で感動したのは十代以来。 コレスポンダンス(CORRESPONDANCES)万物照応といった宇宙原理。わたしたちが〈世界〉の中に存在している以…

それを一国家に知らせるのは間違いだ。

地球外文明が発する信号を見つけたら、まず「国家当局に通報する」との国際天文学連合(IAU)の規定は時代遅れで、見直すべきだとする提言をまとめる方針が4日、兵庫県立西はりま天文台で開かれた、国内の天文学者らの任意の集まりで決まった。宇宙人か…

〈光〉をわたしたちは見ることができない。

あらゆる法的な屋台骨は〈神〉もしくは〈人民〉の至高性を前提としている。知っているのも決着をつけるのもこの〈神〉や〈人民〉である。〈神〉と〈人民〉は債権者なのであり、この債権者はその日ごとの契約による会計には従っていない。ルジャンドル p118『…