松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

なかなか武装解除しない反日の丸派の態度は、

頑固で、利己的で、ばかげていると見える、圧倒的多数の「普通の日本人」にとって。*1

 経済的に繁栄し、自分の生活にしか関心のない現代のアイルランド、イギリスのほとんどの人々にとって、なかなか武装解除しないIRAの態度は、頑固で、利己的で、ばかげていると見える。もっと辛らつな批評家は、IRAは暴力手段を使ったから、あるいは、少なくとも暴力手段の利用を支持したから、人間としての権利を喪失してしまっていると感じるかもしれない。そうした観点は、彼らの人間性を失わせ、彼らは、人を殺すという、究極的に非人間的な手段で応じることになる。レデンプトール会士は人々に教え込もうとするのは、逆効果であることを肌で感じていた。レデンプトール会士たちは、IRAを同じ人間として受け入れ、対抗者より劣ったものと感じないように努めた。なぜなら、北アイルランド紛争は、単なる政治的な問題ではなく、もっと深い人間に関わる問題であることを知っていたからである。
http://www.kiwi-us.com/~selasj/jsc/japanese/bulletin/no116/bujp1161.htm

少数派をテロリズムに追いやるのはいつだってそうした人たち、なのだろうか?

*1:反日の丸派=反ひのきみ派、と自称することもある。