松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

2005-12-30から1日間の記事一覧

12/31の朝8時すぎ後半掲載。 これが掲載された『時の楔通信 第〈12〉号』(1985・8)は、35pで製本されていないパンフレットであるが、ちゃんと活字で印刷してある。二段組である。この文章の前半後半の区別はない。 参考までに目次を簡略化して並べる…

表現過程としての被拘束空間(序)(後半)

さし入れされた文書に何か記入してから外へ送ることも原則的に禁止されていた。「救援」紙上に掲載された自分の文章のミスプリ訂正さえ!〈 〉獄にある間、「海燕」誌上での埴谷雄高氏と吉本隆明氏の往復書簡による論争も、コピーをさし入れてもらったので四…

表現過程としての被拘束空間(序)(前半)

以上のような被拘束空間における表現という問題を考察するため、の資料として(松下昇氏の)次のような文章を掲載する。 わたしたちは被拘束空間に居ないとしてもなお、意外なほど狭い領域に拘束されているのではないか。そうだとすれば下記は見かけほど特殊…

それとともに、戸田氏は刑事被告人であることにより、サバルタンである。(一方わたし野原は観察者(記述者)である限りにおいてサバルタンではない。) 彼のサバルタン性は二重に現れる。ひとつはマスコミにおいて、彼が刑事被告人=悪党という枠組みにおい…

戸田ひさよし氏のことを長々と取り上げた。言論の自由が狭くなっている現在の情況の正確な指標になっている、と考えるからである。戸田氏は市会議員であり、彼の言説は一般市民のそれより力を持つ。彼はその立場を十分に利用し市民のためにがんばってきた。…

戸田氏発言の一部

http://hige.s149.xrea.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=519;id= ちょいマジ掲示板(改訂版) それで、先ほどからの当方弁護人の「勾留は不当だ」という具体的で詳細な主張と、長瀬裁判官の抽象的で具体性のない主張を比べてみれば、長瀬裁判官の主張…

警察に屈服した議会

さて、私に対して一本の呼び出し状も寄こさなかった警察が、12月定例議会本会議前の、議案説明を受けているさ中、なぜ突然、大勢のマスコミを動員して市役所・市議会に乗り込んできて、テレビカメラの放列の前で私を逮捕、連行し、長期監禁するようなことを…

戸田ひさよし氏起訴

(1)12月28日午後、国家権力は、不当にも戸田ひさよしを起訴しました。それも、身柄を獄の中に閉じ込めたまま!私たちは腹の底からの怒りを抑えることができません。 (略) すべての皆さんの力で、以前よりも戦意と闘志がとぎすまされ、体が引き締ま…

戸田ひさよし氏と被拘束空間(2)

http://d.hatena.ne.jp/noharra/20051219 の続き。テーマとしては重複もあります。重要なわりにネットではあまり見ないので再度取り上げる。