松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

はてな新機能〈あしか〉はヒットするかも

「あしか」というのは、次のような物。

1)「新規タスクグループ作成」で、タスクの種類を設定します。
2)次に、各グループをクリックするとタスクの一覧ページになります。「タスクを追加する」をクリックして、開いたページにタスクのタイトルを書き、本文欄に具体的に何をするのか書いて登録します。タスクの内容には、日記やキーワードと同様にはてな記法が利用できます。本文中に「id:hatenagroup」といったユーザー名を書くことでタスクに関連するメンバーが指定でき、自動的にそのタスクの担当者としてタスク一覧に表示されます。
http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatenagroup/20051222/1135244949

まずhatenaグループを作らないと作れない。だが個人で自分のやりたいことを管理するのにも使える。例えば毎日本を買ったり借りたりする人は「読書」というタスクを作り書名をどんどん追加して行けばよい。そして読了すれば
「終わった」そうでなければ「ペンディング」と決めていける。それだけではない。注目すべきなのは本文欄をいつでも追加できること。
ごくごく普通の日記でもある出来事が完了してはじめて、「この本は面白かった」とか「つまらん」とかいう感想を書き込むことができる。つまり乱暴に言えばその本の主張に対し賛成か反対かみたいな話になってしまいがちだ。著者は努力して世界を平板化して自分のテーマを打ち出しているのだから、それに影響されるのは当然だ。本を読んでいる途中のとりとめのない思い、わたしはこんな本が読みたいのではないとか、もうだるいからヤメみたいな、いわばその本のテーマに直交する思いは言葉にしにくい。
ところが「あしか」では「TO DO」という当為が先にあり、果たされればそれで終わりなので、書くことはその途中の“なぜ目的に辿り着けないか”その現状報告になる。このような書き方は日記の書き方としては新しいものだと思う。今まで何度もブログを始めて、文章力がないとか言って三日坊主になっていた人などに結構向いているのではないか。