松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

2004-05-01から1ヶ月間の記事一覧

人質航空運賃裁判

http://www.mkimpo.com/diary/2004/wattan_fund.html 「 5月13日、外務省邦人保護課は、渡辺修孝さんに対し今回の「拉致・拘束」に関して下記のような請求をしてきました。 1、バグダッド―アンマン間の航空運賃165ドル 2、3、(略) 総計229ドル…

男子を購買するの自由

「資本家階級の女子が堂々として待合いに出入りし以て、吾人男子階級の者を快楽の犠牲として取り扱いつつあることの完き自由なる」 (北一輝『国体論及ぶ純正社会主義』みすず第一巻)

減税を喜んではいけない

今日自動車税の通知を開けると、なんと去年までの約半額だった。2月に新車を買ったので、「低燃費車」かつ低排出ガス認定車、に該当し約半分になるという。まけてもらえるのは嬉しい。排出ガスを低くしたいという公益のために誘導するという税制なのだろう…

人権侵害の持続

http://www.asiavoice.net/nkorea/ の5月23日より kazhik氏の論説の一部 周辺諸国が積極的に北朝鮮を支える状況になってきたことで、金正日体制の危機は過去のものになりつつある。その一方で、強制収容所や「出身成分」制度に象徴される北朝鮮の深刻な人…

「パシリかよ!」

今日の引用。「日本は相当なめられてるってことだよな」というのは、平壌へ出かけていった小泉氏のこと。下記より。 http://www.alles.or.jp/~spiegel/200405.html#d22_t4

ラファの動物園の破壊

ナブルス通信のかねこさんからの情報です。 破壊された檻と鳥の死骸。 http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/040521/481/akcf11705211533 鸚鵡とカンガルー。 http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/040521/481/akcf11405211529 破壊の…

日本は中国に負けた

「若し是が清朝末期又は軍閥時代の支那であったならば、恐らく南京脆落の後に、然らずぱ漢ロ・広東を失った時に、支那は早くも吾が軍門に降ったことであろう。然るに戦えば必ず敗れながら前後七年に亘りて抗戦を続け、殊に大東亜戦争半年の戦果を目ト*1して…

ラファでの虐殺(5月18日)

http://www.onweb.to/palestine/siryo/rafanakba19may04.html の一部を転載していましたが、一時消去します。

ラファでの虐殺(5月19日)

訂正中。一時消去。

ラファでの学童保育(中学生)

学校では勉強しか教えない、と彼女は言う。(小柄だが内発するもののつよさに溢れた女性) 例えばお絵かきにしても、わたしはどうせ上手く書けないから止めておくとその子供たちは言う。遠慮しているのではない。日本人ならたぶん誰でも下手だとか上手だとか…

ラファ・ラファ

http://nekokabu.blogtribe.org/ 15日までのラファでの家屋破壊は、UNRWAの調べによると88軒の民家が破壊され、1064人(!)が家を失ったということだ。他に商店やモスクも壊されている。が、これで終わったわけではない。イスラエル軍はまだ数百軒規模で破…

藤田幽谷・東湖・小四郎

さて、後期水戸学というものは非常にマイナーだと思ったのだが、よりメジャーなはずの仁斎や徂徠にしてもわたしの友人は全然知らないし、わたし自身もそれに近い。つまり藤田某を語るとしてアカデミズム以外のどういう立場から語れるのか、無知なら書かなけ…

水戸ってどこよ(あるいは お買い得講座)

大阪で新しい市民向け思想史講座が開講されました。5回で三千円ですが、前半が子安先生の本居宣長講座、後半が色々な研究者による研究発表となっています。こういう言い方は不謹慎かと思いますが十で割ると一回三百円だからお買い得ですね。しかも入会金な…

ちりにまじはる神

http://d.hatena.ne.jp/noharra/20031129#p3 で、 「晴れやらぬ身の浮雲のたなびきてつきの障りとなるぞ悲しき」という和泉式部の和歌を引用した。彼女が熊野に詣でたのに、月経になり参拝させてもらえなかった時によんだ歌だ。よんで寝た夜の夢で神からのお…

チェチェンでの殺戮

1995年1月17日いわゆる阪神淡路大震災が起こった。翌日の新聞にはチェチェン紛争についての記事も載っていた。「チェチェンでの戦闘で市民や戦闘員の死傷者が異常に増えている」死者数は双方併せて3万人以上とも読みとれる。いずれにしても当時このことに…

現代思潮社

わたしは、すがさんという人読んだことないし、好きでもない。ですが下記はすがが正しい、と思う。(小熊の『民主と愛国』は最初の所読んで良くない本だと思った。)(現代思潮社が現代思想社と誤記されていた) http://seijotcp.hp.infoseek.co.jp/text/21c…

Winny

もし47氏が「包丁」を作ったらどうなるのだろうか? 「人を傷つけることができることはわかっていた」と取り調べで答えたら? http://d.hatena.ne.jp/editech/20040511 笑えたので無断引用。 法を法的ルールから外れた感覚で濫用することを許してはならない!

もう二人の人質たち

美智子が不幸であることは国民はみな知っている。とんでもない努力の果てに子供を産むことができた雅子もまた、不幸の極みであることが今回分かった。皇太子がそう発言した。ここで興味深いのはその発言がどこを向いてなされたか、という点である。先日の元…

訂正(校正)について

先日UPした、「わたしの自主講座運動」については原本が二つある。一つは1971年1月に北川透氏が刊行した『あんかるわ別号≪深夜版≫2 松下昇表現集』である。もう一つは、『〜1988・8〜 表現集 〈 〉版』、神戸市灘区赤松町1−1松下 が連絡先になっ…

学友会臨時事務室

岡山のKMさんから速達が着た。・・・ 学友会臨時事務室坂本守信さんからの依頼という「緊急報告」「岡山大学学友会とは」「<岡山大学学友会>公開講座のお知らせ」も同封されていた。 5月29日土曜17時からの講座のようです。資料として載せておきま…

からごころ

「がくもんをして道をしらむとならば、まず漢意(からごころ)をきよくのぞきさるべし」*1 「道」には註釈がついていて「人々が人智のさかしらを立てず素直に神の御はからいをを信頼するため、偽善的教えがなくとも自然に天下が治まるという日本古来の道」と…

ファルージャはあらたなホロコーストか

http://homepage1.nifty.com/thinkbook/ ニューヨーク・タイムズは、4月30日、イラク占領米軍の空軍将校が前日29 日に証言した内容を次のように報道した。 「過去48時間に、F-15E 、 F-16 戦闘機、艦載機の F-14 、 F-18 戦闘爆撃機が36個の500…

情報収集のための拷問

[毎日新聞5月7日]より http://news.www.infoseek.co.jp/topics/world/human_right.html?d=07mainichiF0508m033&cat=2&typ=t 虐待内容の項目は20を超える。「男性収容者に自慰行為を強要して撮影」「弾薬を装てんした拳銃で脅迫」「収容者を裸にして数…

自分にとって最も必然的な

(上項の続き) 今では信じられないことだろうが、1969年当時は「革命」という発想が一般的だった。自己の意思=党の意思=(革命後の)国家意思。ということが目指されたのだとすると、なにより自己を整序することが第一の課題だったであろう。松下の発想は…

私の自主講座運動

http://members.at.infoseek.co.jp/noharra/jishukoza.html に、松下昇氏が1969年12月に東京都立大学解放学校でおこなった講演の記録を載せました。 松下は階級闘争自体は否定しない。ですが、「常に人の言葉で戦い、人の言葉で死ぬということは、本当に戦う…

ファルージャで何が起きたのか?

ブッシュとブッシュ政権にとっては大敗北,政治的にも軍事的にも大敗北。ってことでおめでとう! 原始的な武器しか持ってないイラク人戦士たち数百人が,こんな軍事的大勝利をおさめるなんて,どうやったら考えられた?エイブラムズ(M1戦車)やアパッチヘ…

写真...

写真... それはおそろしいものだった。それらを見たとき、いろんな感情がよぎった。その最も突出したものはもちろん憤怒だった。何かものを破壊したいという抑えがたい欲求に衝き動かされた。事態を何とかマシにするため、あるいは怒りや屈辱を静めるために…

拷問か虐待か?

虐待を行った兵士の一人、○○○・フ○○○○○はアブ・グレイブ刑務所に配属されていた数ヶ月のあいだ、こんな手紙を故郷へ送っていた 「軍の情報部が励ましてくれ、『よくやった』と言ってくれている」「尋問のときは他人を同席させないのが常だけど、俺が刑務所を…

反歌

反日や昭和は遠くなりにけり (野原) あかねさす日は照らせれど ぬばたまの夜渡る月の隠(かく)らく惜しも(柿本人麻呂) 消費文明は煌々と光り輝いているが、一番大事なものは隠れてしまって真っ暗闇だ、という意味だろうか。

闘争

「詩というものが無数の表現方法をとるように、闘争にも無数の方法があると思いますから、*1」わたしたちは「闘争」という言葉につまずく。わたしは闘争主体に成ることができるのか?闘争主体として生きていくとはどういうことだろうか?闘争主体であること…