松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

2004-05-15から1日間の記事一覧

藤田幽谷・東湖・小四郎

さて、後期水戸学というものは非常にマイナーだと思ったのだが、よりメジャーなはずの仁斎や徂徠にしてもわたしの友人は全然知らないし、わたし自身もそれに近い。つまり藤田某を語るとしてアカデミズム以外のどういう立場から語れるのか、無知なら書かなけ…

水戸ってどこよ(あるいは お買い得講座)

大阪で新しい市民向け思想史講座が開講されました。5回で三千円ですが、前半が子安先生の本居宣長講座、後半が色々な研究者による研究発表となっています。こういう言い方は不謹慎かと思いますが十で割ると一回三百円だからお買い得ですね。しかも入会金な…

ちりにまじはる神

http://d.hatena.ne.jp/noharra/20031129#p3 で、 「晴れやらぬ身の浮雲のたなびきてつきの障りとなるぞ悲しき」という和泉式部の和歌を引用した。彼女が熊野に詣でたのに、月経になり参拝させてもらえなかった時によんだ歌だ。よんで寝た夜の夢で神からのお…