松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

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それはおそろしいものだった。それらを見たとき、いろんな感情がよぎった。その最も突出したものはもちろん憤怒だった。何かものを破壊したいという抑えがたい欲求に衝き動かされた。事態を何とかマシにするため、あるいは怒りや屈辱を静めるために。これまでバグダッドのアブ・グレイブ刑務所についてはひどい話を聞いていたけれど、どの言葉も表すことができない様子をそれらの写真は呈していた。
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リバーベンドさんのブログの4/30から引用します。例の写真についてです。日本人にとってイラク情勢は知識の対象でしかない。そうした関係を覆すだけのパワーをあの不幸なポルノ紛いの写真たちは持っている。その薄呆けた写真をいくら注視してもイラク人はそこにはいない。あらかじめ<存在>に目を閉ざしたものたちには。リバーベンドさんの文章の続きを読んでください。