松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

2004-04-01から1ヶ月間の記事一覧

永続する大学祭

松下昇において、“大学祭の永続化”という発想はすでに1969年にあった。*1 我々はその事を理想的な形だと決して思っているわけではありません。むしろ、自分でマンガ的な行為だなと思い、笑いながらやっているのです。闘争には笑いが不可欠な要素だろうと思う…

おそらく現在も

我々アメリカはアパッチ戦闘ヘリとF16戦闘機、そして様々なミサイルを使って家々や女性、子ども、学校、病院を破壊している。それにもかかわらず、自分たちの家や家族、文化を破壊から守ろうと我々を止めるために立ち上がる人々のことを「テロリスト」と…

シンポジウムは続く

概念集の1項目としての「連続シンポジウム」について、4/21に前半だけ「紹介」しましたが、今日4/27に後半を追加しました、4/21の欄に。 下記4/21の「連続シンポジウム」と題された文章では、〈連続シンポジウム〉について、“バリケードが言葉としてさ…

イスラエル断交の是非

イスラエルのシャロン首相は「アラファトを殺す」可能性を示唆したと伝えられています。だれが誰を殺しているのか、について小泉氏の認識は間違っている。テロリストではなく、シャロンが先に殺しているのです。イスラエルと団交することの、損と徳を 丁寧に…

東エルサレムのパレスチナ人は解放される

イラクで拘束されていた東エルサレムのパレスチナ人が、 昨日解放されたということです。ハアレツの記事は以下。 http://www.haaretz.com/hasen/spages/418975.htmlわたしは英語が読めないのでまだ読んでいません。東エルサレムはヨルダン川西岸地区と同じく…

岡山大学学友会

坂本守信でグーグルしたら、http://www.m-n-j.com/medianetjapan/ousc/link1.htm 「岡山大学学友会の起こりと変質」という23頁もある長い文章が出てきた。 ちょっと読んでみると、80年代に入り「そして学友会が決める一つ一つの規程、規約に坂本氏の思想…

連続シンポジウム

松下昇の『概念集・2』(〜1989・9〜)に「連続シンポジウム」という項目があります。連続シンポジウムは、坂本氏が1975年から中心的に取り組んでいた企画です。上記にある学友会嘱託職員としての立場も利用しながら。彼は岡山大学教官として懲戒免職を受け…

岡山大学学友会の解散

学友会というのは学生の自治組織であり、大学が解散権を持つものではないと思います。1995年に岡山大学で起こった解雇事件については、今回最高裁で負けたとのことです。元嘱託職員の男性とは坂本守信氏のことだ。彼については次の項目で紹介する。http://ww…

3人が殺されなくて残念

誘拐者が「日本国家に訴えれば身代金*1をくれる」と思った。この場合「誰もがそう思う」と誘拐者が思っている場合、それが制度として成立していることになる。誘拐とは何か?、と問えば日本でもイラクでもその意味を知らない人はいないということは、宮台の…

ウロボロス

この文章は、ここにちゃんと載っている。 http://www.creative.co.jp/top/main1424.html そればかりでなく、その頁には4/14の野原日記がちゃんとリンクされていて、現在そこから来る方が(短期間で)24で一番多くなっている。全文があるので、上記を縮め…

日本国は渡辺さんたちを軟禁するな

あるちいさなMLで流れていたので転送します。 最後の「自衛隊イラク派兵撤退へ頑張りましょう。」は削除しようかなとちょっと思った。この問題は、国内の人権問題でありイラク派兵に反対しない方でも、当然共感してもらえるはずのものだと思ったからです。…

「<ハンガリー革命>−−<六甲>」

私自身は、この不可解な歴史的事実を< >とよびうる根拠と資料をいくらかもっているが、、いま強調したいのは次の諸点である。 < >に立ち上がったものも、鎮圧にあたったものも、自分が、いまなにをしつつあるのか分からなかったこと。この歴史的事実をど…

3人はヒーローだ

空港に彼ら3人をたたえる表示を持って迎えに行こう!!

削除

金蓮花についてはまた書きます。

過半削除

今日は酔っぱらって帰ってきて、ドン・チェリーのブラウン・ライスとかいうサリマパダニサで始まる曲を聴いたりした、20年ぶりにLPで。プレステで三国無双を4分ほどやった。(後半削除しました、失礼。)

ハマスの新指導者が殺害された

イスラエルの暴虐に抗議しよう! http://www.asahi.com/international/update/0418/003.html イスラエル軍、ハマス最高指導者ランティシ氏殺害 パレスチナ自治区ガザ市で17日夜(日本時間18日未明)、イスラム過激派ハマス最高指導者ランティシ氏が乗っ…

バクダッドの良寛

4/17の毎日新聞朝刊によれば、パウエル国務長官は人質になっていた3人について「日本は誇りに思うべきだ」と語ったそうだ。「危険地帯に入るリスクを理解しなければならないが、そのリスクを誰も引き受けなくなれば、世界は前に進まなくなってしまう。…

ファルージャの内側を考える

4/13日に「世界とは、世界とアウシュヴィッツの内側から成る。アウシュヴィッツの内側をわれわれは覗けない。そこがあると語る者は詐欺師だけだ。それがないと言う者たちを信じてはいけない。」と書いた。タイトルにあるように「ファルージャの内側」を念頭…

北朝鮮食糧難

イラクについても北朝鮮についてもそこに暮らす庶民のことを知らず彼らに対して一切愛情を持たないから知ろうともしないままに、“国益”とやらを基準にいっぱし意見を言う人が増えている。もちろんわたしたちが日本人(や西欧人)を媒介にしないと、そもそも…

北朝鮮は元在日の帰国を認めよ

下記によれば、1960年帰国事業で北朝鮮に渡った安本さんの姉の帰国を求める運動が起こっている。朝鮮総連は在日朝鮮人の感情と利害を最もよく理解している。関係者が死に絶えるまで待つつもりか? http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20040413/lcl_____ach___…

ファルージャがまさに世界の中心に

ジャーナリスト常岡浩介の日記から貼ります。同感したので。 http://www2.diary.ne.jp/user/61383/ ところで、危ないと分かっていてアブグレイブへいった2人の行動が不可解だというメディア関係者さまへ。 では、疑問を感じているみなさまご自身はなぜファル…

国家の退場

再度確認したいが、今回の解放は、アルジャジーラと被誘拐者の家族、「いわゆるテロリスト」の反米トリオの一方的な成果である。国家というプレイヤーは何も果たせませんでした。彼らに対し税金を使うなという世論もあり、中東に放置してもらってもよいです…

誘拐された日本人家族に口枷

http://bbs2.otd.co.jp/mondou/bbs_plain?base=26685&range=1 上記に次のような翻訳が出ました。最初の部分は次の通り南ドイツ新聞記事の翻訳:2004年4月15日9面 タイトル:誘拐された日本人家族に口枷(くちかせ) ヘンリック・ボルク記者 (梶村太…

新たな拘束

http://www.jvja.net/ 安田さんと渡辺さんの拘束について、日本ビジュアルジャーナリスト協会から「イラクの友へのメッセージ」が上記に載っています。 「 4月14日、イラクでフリーランスのフォトジャーナリスト安田純平(やすだじゅんぺい)さん(元信濃毎…

ファルージャの目撃者より:どうか、読んで下さい

http://www.jca.apc.org/~kmasuoka/places/iraq0404d.html http://www.onweb.to/palestine/siryo/jo-fallujah.html ジョー・ワイルディングさんという(たぶん)英国人が書いた4月11日ごろのファルージャの様子です。「停戦下」です。ごく一部を下に貼り…

ブッシュ大統領の入植地容認発言を糾弾する!

http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20040415k0000e030062000c.html 毎日新聞によれば、「 米国はイスラエルがガザ地区からの撤退を約束する代わりに、ヨルダン川西岸について、イスラエルが必ずしも1949年の休戦ライン(第3次中東戦…

自己責任(再掲載)

http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20040409 とかを見ると、「自己責任」という言葉を使い、被誘拐者3人の問題への積極的な関与を政府はしなくてよいという意見が予想外に多かった、ということだ。 自己責任についてはもっともだ。というか、“アンマンのクリ…

馬鹿な顔(再掲載)

馬鹿な顔をしてイラクの子供たちといつまでも遊び続ける高遠さんの映像が日本中に流れた。(アルジャジーラでもたぶん流れた、彼女の友人がバクダッドで歩いて持っていったらしいから。)*1彼女は援助者として子供たちと一緒に楽しんでいただけだ。国境を越…

消したり書いたり

4/11日の記事に下記の2項目を書いたが、一旦削除しました。高遠さんたちがかえってきてから再UPしようと思ったのですがまだですねー。 馬鹿であることが最高の価値であるというバタイユ的価値転倒の立場に立った文章ですのでご容赦ください。という註…

「自己責任」論批判

http://www1.jca.apc.org/aml/200404/38896.html に小倉利丸さんからの「自己責任論」批判がでています。2ちゃんねらーに悪のりした形で、政府や一部マスコミは「自己責任」論を唱えている。要するにこれは、ヴォランティアやジャーナリストを「戦争遂行」…