松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

2004-04-01から1ヶ月間の記事一覧

日本にとって一番大事なこと

1937年7月8日北京郊外の廬溝橋で銃撃戦があった。7月11日午後8時停戦協定が成った。ではなぜ、日本軍は8年間も中国大陸全体に兵を展開し続けたのだろう?「中国軍は弱すぎてとうてい日本の敵ではない、廬溝橋で事件が起こったそうだが、ちょいとおどし…

『新潟』ノート3

金時鐘の長編詩『新潟』の真ん中部分を読む試みです。 3章 http://www.eonet.ne.jp/~noharra/ikesu2.htm 「風は海の深い溜息から洩れる。」「朝は冷静に老漁夫の視界へ現実を押しひろげてくる。」前章の少年に変わり老漁夫に焦点が当たる。「済州海峡はすで…

怪しい人物が日本人人質3名の解放を妨害している

コリン・コバヤシ氏からの転送。 http://www1.jca.apc.org/aml/200404/38889.html

誰が人質解放を遅らせているのか

を、考えてみると、すんなり人質解放が実現すれば、手柄は被害者の親たちと、アルジャジーラ、それに「いわゆるテロリスト」の三者である。これはアメリカから見ると<反米トリオ>である。しかも、現場はファルージャであり、惨状に世界中の注目が集まると…

ファルージャの内側

世界とは、世界とアウシュヴィッツの内側から成る。 アウシュヴィッツの内側をわれわれは覗けない。 そこがあると語る者は詐欺師だけだ。 それがないと言う者たちを信じてはいけない。

ファルージャなどへの攻撃を中止せよ

パレスチナ・フォーラムというMLからの転送。転送歓迎。 - 占領監視センターからの緊急行動要請 訳文イラクの人々と共に連帯するための緊急要求国際占領監視センター代表エマン・アーメド・カマス国際占領監視センター2004年4月8日バグダッド占領世…

資料

下記を資料として貼ります。 かならずしも野原の意見というわけではありません。 - 緊急声明3(転送可) 日本政府へ、そして反戦市民、団体すべてへアルジャジャーラにたいする川口外相の声明、外務省報道官の声明は、拉致グ ループを激怒させるに充分です…

外務副大臣はファルージャへ

外務副大臣はファルージャへ行き、惨状をちゃんと見てくれ! ということが解放条件に付け加えられた。これはアルジャジーラで一時伝えられたが現在公式なものではないとされているらしい。どちらにしても、日本はイラク復興のために兵を出しているのだから、…

2項目削除しました

ファルージャ空爆

米軍によるファルージャへの攻撃をどう評価するのか、がおおきな論点です。死者は450人にも上るという、現地医師の証言もあるらしい。http://nekokabu.blogtribe.org/entry-9d288b7761d6c12aa1dca8353ace1f1c.html パレスチナ・ナビからほんの少し引用し…

サラーヤ・アル=ムジャヒディーンのみなさんへ

昨日「日本人を誘拐したサラーヤ・アル=ムジャヒディーンのみなさんへ」という手紙の文案が回ってきたので、ちょっと文章を書いたけど、ここ「はてな」が引っ越し中で書き込めなかったので、下記にUPしました。http://bbs9.otd.co.jp/908725/bbs_plain?bas…

『新潟』の一部

前と同じものです。 http://www.eonet.ne.jp/~noharra/ikesu2.htm

すでに日本は戦時下にあるのだ。

Fumiiwaさんへ 問題を「誘拐者の要求に応えるのかどうか?」だととらえるとどうしてもテロリストをつけあがらせるな、というふうに流れてしまうかもしれません。そうではなく、「現在の自衛隊のイラクでの存在に正義があるかどうか?」が問題で、それは「米…

見捨てられた死者

「生きていても死んでいても」と書くと囂々たる非難がやってくる可能性があるがとにかくイラクの3人の日本人は日本中の注目を集め続ける、しばらくの間は。それに対して死んでしまったり囚われているイラク人には日本人は誰も注目しない。人の命は地球より…

自衛隊即時撤退せよ(続き)

バクダッドのリバーベンドさんのブログから少し引用させてもらいます。http://www.geocities.jp/riverbendblog/ 「2004年4月4日日曜日」の一部 バグダードとナジャフでは、アル・サドル支持者のデモが続いている。バグダードでは、グリーン・ゾーンとシ…

自衛隊撤退せよ

小泉首相さまイラクから自衛隊を即時撤退してください。「ヤシン師を暗殺したイスラエルを激しく非難しないブッシュ大統領」を批判してください。 イラク人の住宅地を空爆するアメリカ軍を非難してください。

脱北支援の野口さん起訴=中国当局、NGOに連絡

北朝鮮からの脱出者を支援する非政府組織(NGO)「北朝鮮難民救援基金」に6日までに入った連絡によると、同基金メンバーで脱北者支援中に中国公安当局に拘束、逮捕された野口孝行さん(32)が5日に起訴された。起訴先は南寧市の人民法院(裁判所)と…

儒教??

古田博司氏は「私は儒教が好きである。」と言った上で、次のような言葉を挙げる。「長幼の序」「父子に親あり」「朋友に信あり」「夫婦に別あり」。*1「朋友に信あり」には反対しないが、それ以外はどうも嫌だなと思ってしまう。要するに儒教が大事にするも…

『新潟』ノート2

詩集『新潟』を読むはずが全然進んでいません。でも3月25日に3行だけで処理した詩行たちに、いまではもっと親しめるようになった、とは言えます。 第2部「海鳴りのなかを」は、「河口に土砂に埋まった丸木船がある。」*1という挫折を確認するところから…

ビラぐらい受け取れよ

今日夕方雨はなんとか上がったもののそれでもかなり寒かった。大阪駅でビラを撒いてきました。ビラの裏側は「STOP THE APARTHEITD WALL!!」と壁の写真があり、「Gates are for animals, not for people.」とある。表は「イスラエルはパレスチナ占領地からの…

1億人の名前のない国

『ダッカへ帰る日−−故郷を見失ったベンガル人』という新刊本が図書館にあった。しげしげ見たのは、「ダッカ」「ベンガル人」という言葉がよく分からなかったからです。知らない言葉に惹かれる性癖がある。それで駒村吉重氏著のこの本isbn4-08-781300-2 を読…

東アジアの未来

mkimbaraさんに教えて貰った古田博司氏の本が図書館にあったので借りてみた。『東アジアの思想風景』isbn4-00-001917-1。面白かった。 「とにかくバラバラであり、バラバラであるにもかかわらず運命共同体とみなされる東アジアに我々は今住んでいる。そして…