松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

誤っている人びとが存在する

他者についての定義はまったく異なっています。他者は必須の親族ではありませんが、そうなる可能性がある隣人です。またこの意味で、あなたが他者を受け容れれば、隣人をも受け容れていることになるのです。しかしあなたの隣人が他の隣人を攻撃する、あるいは彼を不当に扱えば、あなたには何ができるでしょう? とすれば、他性が別なる特徴を帯び、他性に敵を見出す可能性があるか、少なくとも誰が正しく誰が間違っているのか、誰が正義で誰が不正義なのかを知るという問題に直面することになります。誤っている人びとが存在するのです。
エマニュエル・レヴィナス
http://freezing.blog62.fc2.com/blog-entry-582.html

 (引用元の「坂のある非風景」さんは、レヴィナスに弁護的なのだが。)
http://d.hatena.ne.jp/noharra/20090123#p2 と併せてよむと、レヴィナスが悪質なシオニストであることに何の疑問もないと私は思う。