松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

デリダはあいまいじゃない!

ということを、下記に書きました。読んでいただければ幸いです。おとなり日記になった記念に。
http://d.hatena.ne.jp/noharra/20090107#p2
参考 http://d.hatena.ne.jp/noharra/20090123#p2

 東浩紀の話が出たので、タイムリーな話題でジャック・デリダ*1を引き合いに出しますが、彼は同化ユダヤ人でしたが、シオニズムに関してはかなりあいまいな態度をとりました。いや、シオニズムに対してだけじゃなく、だいたい何においても彼はあいまいな態度でした。例えば、同じユダヤ人哲学者でもマルティン・ブーバーであるとか(ザ・シオニストって感じですね)、エマニュエル・レヴィナスであるとか、そういう人たちはかなり深くシオニズムにコミットしたわけです。何で彼はあんなにあいまいな態度だったんでしょうか。
http://d.hatena.ne.jp/gerling/20081229/p1#c