松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

「悪いことをしてはなぜいけないか」「ぼくは存在するのか」

 例えば、子供の自殺は、死という選択肢以外にも解決策があるはずなのに、直面した現状について感情的になり、広い視野で考えられなくなった場合などに起きやすい。世界や人生の根本原理を追求する哲学は、生きる意味や学ぶ意味などを見失いがちな子供たちへのメッセージとして、力を果たすことができるのだろうか。
 永井教授は「哲学が何かを防げるとはいえないが、一助にはなるかもしれない」と指摘する。
http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20061116/1163683146