松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

コギト

 私が今まで真であると認めていた一切のものを、疑い、偽りであるという前提でしばらく生きていかなければいけない、わたしは。

 この一言の意味を理解するならば、学校に囚われているわたしは、徐々に姿を消し、自殺しなくても良くなるかも知れない。