松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

革命・ 亡命・ 神 

黙って聞いていたチェが、とつぜん笑い出した。
「エルネスト、なにがおかしい?」
聞かれたチェは言った。
「一発も撃たずに革命をする気かね? きみらは頭がおかしいんじゃないのか!」
三好徹『チェ・ゲバラ伝』 p39-40
http://d.hatena.ne.jp/rna/20061107/p1 より孫引き

実は逃げようと思えば地球上どこだって逃げられる。また、逃げる場所がなくても実は逃げる場所は残っているのだ。早い話、自室に引き籠もってしまえばいいのだし、脳内には「「いじめた人」だって入り込めないわけだから、脳内亡命ということだってある。

ただ、脳内亡命するにはやはりそれなりの文化資本、或いはそれと密接に関連した教養が絶対必要というわけではないにしても、それらがあった方が亡命しやすいし、亡命先の選択肢も拡がるだろう。古文や漢文が読めれば、直ぐに(戦時中の夷斎石川淳先生みたいに)江戸時代に脳内留学することができる。(略)英語(或いはほかの言語)がわかれば、何か嫌なことがあっても、直ぐに脳内留学(現実逃避)することができる。語学に限らず、(実社会においても、また受験においてさえ役に立たないと思われている)教養的なものを学校でやるのかということを何とかして正当化(justification)しなければいけないとしても、取り敢えず現実逃避のためということで充分だと思う。
http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20061109/1163096222

たくさんの出来事であふれそうになったときの工夫。
* 1. 目を閉じる
* 2. 1から10までゆっくり数える
* 3. 目を開ける
ポイントは、まわりからやってくる出来事は、実は自分を支配しているわけではない、ということを自覚するところにある。
目を閉じることができる。数えることができる。目を開けることができる。どんな出来事がやってきても、自分はそれに振り回されることはない。
エスさまが、いつも共におられるしね!
http://www.hyuki.com/dig/control2.html