松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

沖縄差別としての「県内移設」

日本国政府は「県外移設」を模索して、どこにも造れないのであれば「国外移設」をすればいい。それができないからといって「県内移設」のみを現実的施策とするのは、沖縄に対する差別でしかない。
http://miyagi.no-blog.jp/nago/2009/11/post_e070.html

なごなぐ雑記さんが「鵺の歌声」という奇妙なタイトルの記事を書いておられる。一読するだけでは良く分からないが、巨大な基地被害と(その保障でもある)巨大な「振興策」予算にはさまれて腐食している地方行政の闇の深さの一端が、「沖縄の基地問題は、沖縄に深く深く埋め込まれた先の大戦の不発弾みたいなもので、それらをすべて処理するには途方もない時間がかかるでしょう。」という印象的なフレーズとともに紹介されている。
<<沖縄がなぜ普天間を押し付けられたまま抱えたまま「国外移設」の運動をしなければならないのか、>>という叫びを、叫びとしてでなく低い声で語らざるをえなくさせているのは、いうまでもなく本土人の無関心である。