平城京的つまり古代日本的美意識とは何か?
まあ美意識もないわたしが口をはさむ話題でもないですが。
平城遷都1300年祭マスコットについて、「可愛くない」などの批判が相次ぎ主催者が困惑していると今日の新聞にあった。彦根城の「ひこにゃん」兵庫県の「はばタン」が成功例で、その基準からいうとダメということらしい。
しかしながらここで日本的(あるいは平城京的つまり古代日本的)美意識とは何かを再確認する必要があるのではないか。「ひこにゃん」も「はばタン」もまったく美しくない。したがってわたしの感覚では可愛くもない。
少なくとも、彦根城や兵庫県は日本的(あるいは平城京的つまり古代日本的)美意識に義理立てする必要はなかった。21世紀の幼児的感受性に受ければ良かったのだ。
岡本太郎的には幼児的感受性は常に縄文的意識に通底しているであろう。しかしながら、現在の幼児的感受性と平城京的つまり古代日本的美意識はどのように架橋できるのか、それともできないのか?
http://www.1300.jp/ 平城遷都1300年記念事業協会:トップページ
でこのキャラクターですが・・しばらく見ていると悪くないように思えてきました。
参考:毎日新聞記事
http://mainichi.jp/select/today/news/20080302k0000m040103000c.html