松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

2008-09-27から1日間の記事一覧

国民全体の利益が最終審級であることは常識か

まじめな顔をしてこういうことを普通にいっている人は巷にはあちこちに存在する。国民全体の利益のためには自分の利益を主張することは控えるべきだという。 http://d.hatena.ne.jp/nsw2072/20080926#p2 あーそうなのか。わたしは「ゴネ得」を批判することは…

「戦後教育が悪かった」論@中山成彬

9月25日、国交相に前日就任したばかりの中山成彬は、報道各社のインタビューで、所轄する成田空港問題について「ごね得というか戦後教育が悪かったと思いますが、公共の精神というか公のためにはある程度自分を犠牲にしてでも捨ててもというのがなくて、…

つまらないテストで競い合う心を育てることなどできない

対象学年の全員を対象とする全国学力調査のそもそもの発端は04年11月。当時文科相だった中山氏自身が改革私案「甦(よみがえ)れ、日本!」で導入を表明したことだった。当時は目的について「競い合う心や切磋琢磨(せっさたくま)する精神が必要」と説…

学力テストを実施する役目は終わったと思う。

大分県教委の体たらくなんて日教組ですよ。日教組の子供なんて成績が悪くても先生になるのですよ。だから大分県の学力は低いんだよ。私はなぜ全国学力テストを提唱したかと言えば、日教組の強いところは学力が低いのではないかと思ったから。現にそうだよ。…

その不確定さの発生する場所から尖端に至る過程で交差する問題

この文章より一年半前にかいた「〈第n論文〉に関する諸註」との連続性および飛躍の問題がある。「〈第n論文〉に関する諸註」が自分の研究領域の表現を総括することによって何かを語ろうとしているのに対し、いまかこうとするのは、その後の過程を基本的に動…