松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

中国のおかげで近代化できたし

現実問題、中国のおかげで近代化できたし、それは今更否定できないってだけの話ですよ。そして独立も現実性ないって話。
つうかお前の入ってる会の三浦が朝鮮植民地化を平然と正当化してることは無視か。(シモツカレ氏)

たったの3行でこれだけ見事に自爆できる人もめずらしい。

ウィキペ「朝鮮の歴史観」で恐縮だが。

安秉直、李栄薫らは、経済史を中心にした実証的な研究に基き、植民地時代に朝鮮の近代化が進められたとする植民地近代化論(식민지 근대화론)を主張している[27]。彼らは、それまで民族史観が唱えていた資本主義萌芽論、内在的発展論、植民地収奪論などは、実証的な裏づけがないと批判している。逆に民族史観側からは、植民地近代化論は植民地支配を正当化するものだとする非難を受けている。

並木真人、松本武祝、尹海東、林志弦らは、植民地時代の近代性の様々な様相に関する植民地近代性論(または植民地近代論ともいう)を研究している。植民地近代化論が経済史を主にしているのに対し、植民地近代性論は社会史を主にしている[28]。植民地時代に朝鮮でも都市文化が生まれ、「支配−抵抗」という民族史観の二分法的図式では捉えきれない、様々な動きがあったとする。

一冊も読んだことない。でも彼らはかなり丁寧な議論を展開しているのではないかと、思う。日本の反省史観*1、韓国の民族史観が戦後を支配してきたわけで、それらを踏まえ批判しながらでてきた論だからだ。
三浦が評価したのが誰か分からないが。

さらに、戦後も絶えない日本政府高官や一部「研究者」らの植民地支配賛美論や援護論は、朝鮮のナショナリズムをさらに硬直したものとさせる触媒としての役割を果たした。林志弦氏が指摘するとおり、日本のナショナリズムと朝鮮のナショナリズムは「敵対的な共犯関係」にあったのである。(並木真人)
http://rplib.ferris.ac.jp/il4/cont/01/G0000005ir/000/000/000000417.pdf

前から言っているように、シモツカレ氏はネトウヨの鏡像であり、偏狭なイデオロギスト同士として「敵対的な共犯関係」にある。

*1:まずは正しい。