松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

日本の政府・外務省側が勝手に大騒ぎ−>マスコミが−>国民の半分が

   米国にとって新テロ特措法が通らなかったからといって大した話ではない。
   日本の政府・外務省側が勝手に大騒ぎをしているのだ。
   すなわち日米同盟がすべてであると思い込んでいる日本の指導者や官僚が、米国の無理筋の要求までも、それに応じなければ日米関係にひびが入ると勝手に思い込み、自らを追い込んでいるのである。
  それを知っている米国は、内心ほくそえみながら、駄目でもいいからどんどんと要求エスカレートさせる。
http://www.amakiblog.com/archives/2008/09/02/#001115

  私はばかげたことがあたりまえであるかのように通ってしまっているのはおかしいと、それをできれば指摘したいと思っています。ただまあ、日米関係はどうあるべきか、日米他の軍事的バランスのリアリティはどこに見出すべきかとかについてまったく勉強不足で論じる用意がありません。
 金正日だけでなく国家というものは国際政治における唯一の主体なので、自らの利害や誘導したい思想に応じてそれぞれ独自な主張を、時に応じてするものです。戦後日本はその国力の割りに独自発言があまりにも少ない、とは言えるのではないでしょうかね? 「原爆は戦争犯罪だ」にはじまり、別に言ってもよいことを遠慮し過ぎであろう。(9/2記)