松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

マハティール前首相がオバマに宛てた1月15日付け公開書簡

http://www.amakiblog.com/archives/2009/01/21/#001340
天木直人さんのブログで公開されている。

1. 人々を殺す事を止めなさい。米国は目的を達成するために人々を殺す事があまりにも好きです。
   あなたはそれを戦争と呼ぶ。しかし今日の戦争は職業軍人同士が互いに戦い、殺し合うものではありません。それは、おびただしい数の無辜の市民を殺すことです。
(略)

2. 米国の資金と武力でイスラエルによる殺戮を無条件で支持する事を止めなさい。ガザの人々を殺している戦闘機や爆弾は米国から供給されたものです。

4. より大量の人々を、より効率的に殺せるような新しい兵器を発明しないように科学者や研究者に命じなさい。

5. 軍需産業にこれ以上の武器をつくらないよう命じなさい。世界に武器を販売する事を止めなさい。あなたたちが手にする資金は血にまみれています。それはキリスト教の教えに反します。
http://www.amakiblog.com/archives/2009/01/21/#001340

 非常に妥当な意見だと思う。かっての大英帝国に比べても米国は人を殺しすぎである。ガザの惨状は、パレスチナの惨状であるだけでなく、隣人を殺しつづけないと心の平安を得られないシオニストの心の惨状を示している。
軍需産業などを中心とした勢力が政権に影響力を及ぼす構図が持続的に存在している為に、米国は「戦争」を続けると考えられる。米国に民主主義が存在するならばこの構図を破壊しうるはずである。