松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

西田税とは誰か?

 id:kitanoさんが、Wikipediaの「西田税」の項目を書かれたそうで、
id:kitano:20050915#p2に全文載っています。

西田税(にしだみつぎ、1901年10月3日-1937年8月19日)は思想家。国家社会主義者。鳥取県米子市博労町出身。
(略)
昭和十一年二月初旬、青年将校等の一部同志が決起の意思を固めたのを察知し、村中孝次、磯部浅一、安藤輝三、栗原安秀等と会い、彼らが青年将校を糾合して二・二六事件の実行計画を進めているのを知るや、当時の国内情勢においてはまだ革新断行の最後の決定時期に到達していないと判断し、その抑止説得に努めた。しかし西田税は、決起将校たちの決意がゆるがず、説得が不可能であることを知り、その希望を受けいれる以外に無いと判断。こうして西田税は、二・二六事件に参加し、指導することになった。
昭和十一年三月四日、西田税は反乱の主動者として陸軍刑法第二十五条第一号違反の容疑で逮捕。昭和十二年八月十四日、東京陸軍軍法会議の判決で死刑を宣告された。

まあわたしは西田のことなど何も知らないのですが。

さすらいてやまぬことばを追ひゆけば 七月まひる 炎天の黒き蝶
     斎藤史*1

*1:『全歌集』p656