松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

福島大学大学再開について

まず、結論からいえば、私は、このタイミングで大学が授業を再開することには絶対に反対である。理由は簡単で、現状が「危険」だと思っているからだ。だから、震災後2回行われた教授会では、強く反対を主張し続けたし、キャンパスを暫定的に別の場所に移す提案もした。しかし、これは徒労に終わった。教授会では、「3月29日(つまり、震災後初の教授会が実施される前である)に、授業の再開は決まっている」という「報告」だけがあった。大学の執行部はそれに関する意見について聞く耳をもたないらしい。つまり、学内の意向を正式に聞く機会を一度も待たずに、大学は授業再開を決めてしまったということである。原子力安全委員会の、児童の線量限度「年間20ミリ・シーベルト」も正式な委員会も開かず、議事録もなしで決めたそうだから、大差ないかもしれない。どちらも、危機に乗じて「何でもあり」である。
http://atm8y.com/bookmarks/4dc527b0bfbd6d989ff75993/

cf.福島大学(学長)の公式見解
http://www.fukushima-u.ac.jp/kinkyu/gakutyou-message_past.html
(書きかけ)