松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

原発推進という立場の排除

研幾堂さんのコメント欄で、書いたことを貼っておきます。

研幾堂さま

わたしくの不十分な「つぶやき」に対し、応答ありがとうございます。
読み始めてなかなか難解な文章だったのであとでじっくり読ませていただきます。(念のために書いておきますが、どんなことでもこの程度難解な文章になるのは当然のことだと思っています。)

「現在のエリート達にはもう服従しない」という問題なのだろうか?。いつまで保安院・東電・官邸のダメトリオにやらせるのか? http://bit.ly/gRm2Q0 というただのプラグマティックな問題だと思うが。」
私の言いたかったことは、
(1)原発推進という立場やイデオロギーに囚われている人たちは、その傾向性によって事故や事故対策への評価に歪みが生じる。また情報公開や住民への警告(避難勧告を含む)などの政策にも。これは実際に実害を及ぼした。


(2)したがって、そのことに対するしっかりした批判の上に立った「強力な対策本部」を作るべきである。
保安院・東電・官邸のダメトリオを、しかるべき「強力な対策本部」に置き換えよ。


(3)それはあらかじめ「原発反対」という価値観に立て、と言っているのではない。「原発賛成」という既成の巨大な勢力と一体になったイデオロギーを、一旦否定する必要があるはずだと言っている。


ですからそれは「現在のエリート達にはもう服従しない」という問題とほぼ重なっています。ニュアンスが違うだけですね。
また続きを書きます。*1

http://d.hatena.ne.jp/kenkido/20110330 へのコメント。(4/2 転記)