松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

2009-03-08から1日間の記事一覧

(il y a)からの脱出

近代的思惟はデカルトのコギトから始まった。ところがレヴィナスはさらに始めがあるという。 実存者なき〈実存すること〉…… 「諸存在も人々も、万物が無に帰した様を想像してみよう。その場合、われわれは純粋な無と出会うことになるのだろうか。万物のこの…

世界のなかに存在していることによって、レヴィナスは誰かの場所を奪っているのではないか?

肯。 レヴィナス、あるいはアウシュヴィッツを想起することは、ガザ虐殺を隠蔽することになる。*1 *1:ほぼ間違いなく

とっくに死んだレヴィナスになぜ因縁をつけるのか

内田樹を始めとする無数のレヴィナシアン、倫理学徒*1が、沈黙によってガザ空爆を支えているからです。 *2 *1:合田正人さんをはじめたくさんの例外もあります *2:「ドイツの捕虜収容所に囚われていたがゆえに、絶滅収容所入りを免れたレヴィナスが、生きのび…

なぜレヴィナスなのか

そして私は他者を殺しうる。しかし、それは他者の顔と対面しないときにおいてのみ可能となる。殺人への誘惑、他者の否定への誘惑は同時に顔の誘惑でもある。存在の拓けのなかで出会われる「顔」を人は殺すことができない。そしてそのような対面は言葉・言説…

イスラエルによるガザ封鎖を打ち破ろう!

最終更新 2009年3月6日 金曜日 17時17分 私達はイギリス、アイルランド、フィンランドそして中国、日本、デンマークなどから集まった世界市民であり、強い志を持ってエジプトのラファ国境にてガザ入境の為に待機する者達です。そして、私達は皆等…