松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

2008-02-19から1日間の記事一覧

嫌韓厨は開国派に変身するか?

私は、もうひとつ見えにくいバブルが崩れているような気がします。それは、日本という国家に対する過剰な期待。この数年、本の名前や広告には、やたら「日本」を強調したものが増えました。 (略) 幕末に尊皇攘夷を唱えていた勤皇の志士たちが開国に転じた…

資源のよりよい管理方法

ぼくは「政治」という言葉は、個々人の立場表明を意味するのではなく、社会共通の資源のよりよい管理方法を目指す活動を広く意味するべきだと考える。だとすれば、それは必然的に、物語なき進歩主義、というか物語なき改革主義の立場になるはずだ。それなの…

安心感

安心感を求めるのは卑怯。

反転可能性

この理念的完成態は思われているほど望ましいものではない。むしろ、どこか陰湿である。例えば、それはこんな事態に似ている。すなわち、誘惑者は、各女性を例外的なものとして愛して誘惑する。何か知らないが何処かに例外的なかけがえの無さを隠し持った女…

裁けないのは〈欲望〉である

東氏は繰り返し「欲望は裁けない」と述べるが、これも素朴な話、「私的な欲望を抱くこと」と「欲望を表現/商品化すること」は違う。ポルノはすでに外へ「表現」された媒体・商品としてある。単なる私的な欲望、個人の中にとどめられた欲望ではない。「ある…

追加資料(2/19)

白井:ルソーは一般意思と個別意思のずれを違うとこに移していく。そしてその結果、現実に存在している中間団体に対して否といっている*6。結局、そのズレは現実の矛盾にうつっていく。ルソーの矛盾は特殊な形で現実に介入するようになっていく。 前近代にお…

天皇の利用価値

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