松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

学力テスト問題の基礎知識

http://shinakosan.ti-da.net/e2361850.html こちらの方のブログが分かりやすいので紹介します。
まず、50年前に。

それに日本では1956年からの学力テスト絶対主義とその失敗があり、(テスト結果に応じて学校評価が変わるので)平均点を上げるに必死な学校現場は、勉強できない子をテスト当日欠席させたり、児童生徒にカンニングさせたりしました。このなんとも馬鹿げた現象が日本中で起こり社会問題になりました。

橋下さんはこのなんとも馬鹿げた騒動を再現するために努力している!

彼が目指したのはサッチャーが作った、悪名高い統一学力テスト中心のイギリス式教育制度でしたが、実際のところ教育界ではイギリスの学校教育は「失敗例」として紹介されています、学力向上を目指すならなぜ世界一のフィンランドを目指さないのか?

「失敗例」をいまさら追いかけるのは何故か不明!

それからこのような質問事項は、教育界の人間だったら絶対作れないと思います、名前(漢字・ふりがな)と「性別」を明記させた上で、小6向けのものにはまず「自分にはよいところがある」を5段階評価させ、「あなたの家には何冊本がありますか」「家族と旅行をしますか」と家庭の経済状態を開示させる設問、「友達に会うのは楽しい」「スポーツをすることが得意」など、いじめを受けている子や病気の子が存在し質問に答えることを前提としない設問など、一つ一つの設問を立てる意義から、言葉遣い、設問の量、デザインにいたるまで、はっきり言ってなんの配慮もしていない質の低すぎるアンケート調査表で、小中学生の実態を暴いたつもりでいるようなのです。

 家庭環境にめぐまれていない子供を傷つけ落ち込ませる効果を否定できない文章によるアンケート!

テストは実施され都道府県別の学力テストの結果が公表されました、しかし、これまで抽出で行われてきた学力テストと、何一つ変わらない結果しかでない、それだから自民党自身の「無駄遣い撲滅プロジェクトチーム」によって必要ないと評価されています。

学力テストは無駄遣いは自民党の意見!

文科省自身が都道府県の教育委員会にむけ、「序列化につながる」ので公開しないよう通達、

文科省の見解を馬鹿にできると思っている素人は聡明なのか?