松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

パレスチナ問題と安倍首相退陣

 上の映画は見ていないので良い映画かどうか分からない。
 ただ、上の記事を挙げたのは、コピペだけで安易だからというのが原因ではない。
 今回の安倍首相退陣をどう理解するかという問題についてですが、テロ特別措置法の問題とは、即ち、アフガン−イラクと続いた米国−ブッシュ政権による“(言葉遊びにも似た)テロとの戦い”というプロパガンダの敗北の問題であると私たちは、主張するしそれを皆に理解させなければならない。
テロとの戦い」とは一つのパラダイムであり、ある契機なしにはそこから離脱することはできない。 イラクの現状のはてしない〈ひどさ〉を知ることは、もちろん契機に成りうるが、それでもまだ認められない人もいるのだ。
 わたしはイラクパレスチナ中流〜底辺で生きる人びとの目から世界がどのように見えているのかを知っていると主張するわけではない。それでも、そうした世界像の落差といったことを意識していこうとすることは、「テロとの戦い」という史上最悪の思想から目覚める、最短の経路かも知れない!