松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

一人、一〇分か一五分ぐらい

同書p39より、ある旧日本軍兵士の証言。

一部屋は3畳ほどの広さで板張りでした。料金は1円50銭くらいでした。一人が一日に50人ぐらいの兵隊の相手をしていました。大勢並んでいますから、一人せいぜい二、三分です。
(略)
 一度、十三歳くらいの慰安婦陸軍病院へ運んだことがあります。大勢の兵隊の相手をしたため、性器が膨れ上がっていました。おさげ髪の女の子でした。
 朝鮮人慰安婦たちは、兵隊の洗濯女という募集を見て来たということでした。
(同書p39より、ある旧日本軍兵士、築城部隊76歳の証言。)

彼女たちは、多い日には35人ほどの兵隊の相手をさせられました。
(略)一人、一〇分か一五分ぐらいです。
(同書p48より、ある旧日本軍兵士、砲兵隊71歳の証言。)

92年1月の宮沢訪韓の直前の1/14〜16に「110番」電話による証言の収集が行われた。
3台の電話は鳴りっぱなしで一日80本の電話があった。と盛況だった。証言者はもちろんほとんど日本人ですが、慰安婦に同情的です。