松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

どういう法廷を創るのか

松井やよりさんの名前のブログができている。
Yahoo!ジオシティーズ - 「女性国際戦犯法廷」とは何か −松井やより
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/matsuiyayori/
以下ちょっとだけ紹介。
「「法廷」を開くといっても、どういう法廷か、非常に議論がありました。」というようなところから率直に書いている。
処罰よりも和解を中心にする南アフリカ方式か、刑事裁判形式かで後者を選んだ。「この法廷を開く最大の目的は「慰安婦」制度が犯罪であるということを明らかにすることにある。」からである。

そして、そのためには、法廷の憲章(Charter)をつくって、どういう法廷を開くのか、どのような犯罪を対象にするのか、誰を訴追するのか、などを盛り込む、つまり、規則をつくらなければならないわけです。
それで、VAWW−NETジャパンがまず、法律家など専門家の意見を聞いて、何回もみんなで議論をして草案をつくった。そのときに参考にしたのは東京裁判憲章、旧ユーゴとルワンダの国際戦犯法廷規程(statute)、それと国際刑事裁判所の規程です。それをもとにしてつくったんですけども、何回も何回も練り直して様々な議論がありました。

参加者の内訳

海外からの参加者は、被害国からだけで390人で、被害者は8カ国から64人(韓国が220人のうち被害者が21人、北朝鮮が11人、そのうち被害者が2人、台湾が63人で被害者が12人、中国が28人のうち6人が被害者)ということで、

「戦時の性暴力に関してはこれまでも日本の「慰安婦」問題が裁かれなかっただけではなくて、世界の他の地域での武力紛争や戦争でも、性暴力は不処罰だったんですね。」という常識を打ち破ったのが、「旧ユーゴ国際戦犯法廷」だったと。
そこで、「アフリカ系黒人のアメリカ人で旧ユーゴ国際戦犯法廷の所長さんを一昨年までやっておられたガブリエル・カーク・マクドナルドさん」に裁判長を頼んだと。

下記 VAWW-NETジャパン のサイトとブログより読みやすいので、継続していってください。熱湯浴さんがさかんに宣伝してくれてるし。
http://www1.jca.apc.org/vaww-net-japan/index.html
http://blog.livedoor.jp/vawwnetjapan/
追記:「やより」さん下記にて継続している。(3/5追加)
http://blog.goo.ne.jp/yayori2005/