松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

2011-07-06から1日間の記事一覧

ブーメラン(笑)

何かに心から反対することはその何かに似てきてしまう危険性を冒すことである。(id:noharraのツイッター) 朝鮮学校無償化反対というレイシズムに荷担して「北朝鮮の人権侵害とやってることがどこが違うのか」見分けがつかない野原先生ご自身のことですね、…

疎外においてマルクスとフロイトを結びつけた

ウォーラーステインは最年長者の立場から、ファノン思想から引き継ぐべき遺産を明快に二点示した。一点は、「黒い皮膚・白い仮面」の功績である。マルクスとフロイトを結びつけた点、とりわけalienation(疎外)の概念において結びつけた点を大きく評価した…

見知らぬ人びとが火を囲んで集う

暗闇を数歩あゆめば、見知らぬ人びとが火を囲んで集うさまが見えるだろう。近づいて耳を傾けたまえ。彼らは、君たちの商社を、商社を守る傭兵を、どう処分すべきかと議論している。たぶん彼らは君たちの姿を目に止めよう。だが声を低めもせずに、彼ら同士の…

植民地主義の使用法メモ

フランツ・ファノン 1960年代後半から70年代初め、現代社会のさまざまな病弊に怒りを感じて起ち上がろうとした人々にとって、文化大革命は、ベトナム戦争とともにひとつの夢とユートピアを与えてくれた「革命」であった。 p239 加々美光行「逆説としての中…