松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

2011-03-27から1日間の記事一覧

「役人の自由」と「民衆の自由」は必ず衝突する

次、秦暉:西側の経済学者はなぜ中国をもてはやすのか(初出: 2010年09月25日 )について*1 「中国は人類最良の体制を創造した。それは福祉もなければ労働組合もない国家だ」とか「世界の趨勢は欧州が米国に学び、米国が中国に学ぶことだ」(つまりは高福祉…

お金が余ったら福祉に金を使え?

次に「秦暉:中国モデルの特徴は非民主的土台」を、急いで読んでみよう。*1 中国モデルとは何か? 「この前、北京大学の姚洋教授がまとめた中国モデルの特徴は、一に比較的平等を重んじ、二に「中性政府」を持つことだそうです。」 日本はかってどんな社会主…

矛盾を討論によって解決する

「 秦暉:多民族国家の多元化と一体化の道:インドとユーゴスラビアの比較」 とりあえず、秦暉氏の上の文章を読んでみよう。*1 秦暉はインドとユーゴスラビアを比較する。左右の政治思想の相違が許容されている社会といくつかの民族自治の思想が許容されてい…