松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

2010-05-04から1日間の記事一覧

クロッシング(キム・テギュン)

他の方の批判的意見 この映画は、北朝鮮の絶対的貧困が一家離散を招いているさまを、音楽やスロー映像を交えながら、ことさら悲劇的に描く。雨や夕焼けの空の画は美しすぎ、母との死別やそれをめぐる父子の電話のシーンなどは「ここで泣け」とばかりの盛り上…

脱北者=難民は間違い

かもしれない。 中国東北部に数多く居住する脱北者だが、この全てが韓国への移住を希望しているわけではない。彼らの多くは豊かな中国へ出稼ぎのために国境を越えているのが実情で、中国で働いて北朝鮮に残した家族へ仕送りをするか、密貿易に従事して国境を…

ヴィターリー・カネフスキーを5/16から

シネ・ヌーヴォでやります。 http://www.cinenouveau.com/ 16日 12:30 動くな、死ね、甦れ! 14:40 ひとりで生きる 16:35 ぼくら、20世紀の子供たち 18:20 惑星ソラリス 17月 12:30 ノスタルジア 14:55 鏡 17:00 動くな、死ね、甦れ! 19:05 ぼくら…

映画「クロッシング」をめぐって

「クロッシング」見てきました。 うーん。(ネタバレあり) そのちょっと、主人公キム・ヨンス役の役者の肉付きがよすぎて、奥さんが栄養失調という設定がリアリティを失ってしまう。 冒頭の労働者のシーンも皆元気が良い。監督の頭のなかのモッブ(労働者)…