松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

2005-03-24から1日間の記事一覧

メタファーとしての公益

# swan_slab 『>N・Bさん さしずめ私の着想は、「メタファーとしての公益」なのかもしれません。 でも、hikaruさんのエントリをみながら、これをそのまま使い続けると公共という言葉の意味が固定化され、公共性を再定義する障害になりかねないので、断念しよ…

日本の自立/レイコフ

# N・B 『 なんかまた迷惑をかけてすいません今回は他の人まで巻き込んでしまって。とりあえず、野原さんが最も違和感を覚えたと述べたところの釈明を、これは指摘されて気づいたんですが、私自身が確かに無意識に日本とアメリカと自分と身の回りの社会の関…

愛国心

愛国心というものに対する距離の取り方については、わたしはスワンさんよりも hal44さん に近いようです。*1 個人的には愛情の対象として国家を選ぶというのは、アニメ美少女でオナニーするくらい虚しい行為だと思うのですが、 (hal44)id:noharra:20050321…

実質的正義/法実証主義

ひとつのやり方は、戦後のドイツでみられたやり方で、事後的に、実質的正義の立場から、過去の”間違った観念や価値観”を徹底的に糾弾し尽くすという方法。例えば当時、ナチスドイツで、合法的だと思い、愛国心から夫の叛逆を密告した妻の行為を事後法によっ…

愛国と正義

3/21のコメント欄より # index_home 『swan_slabさん>「公共の福祉に完全に合致した生き方の強制」というと、個人的には少し違和感があるかもしれません。「公共の福祉」=「愛国」ですか?と。(基本的なお考えに反対するものではありません)』 (2005/…

心だに誠の道にかなひなば

心だに誠の道にかなひなば 祈らずとても神やまもらん という歌があります。近世(あるいはそれ以前から)人々の間で広く受け入れられた「道歌」だそうです。北野天神、菅原道真の作と信じられた。 「心」「誠」(これはしばしば「正直」とおきかえられる)「…