松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

2004-11-18から1日間の記事一覧

性を、一旦破棄して考える(続き)

えーと。(11/27訂正版UP) 「男性/女性/中性など、生理の規範としての性を、一旦すべて破棄して考える こと」について考えてきたのでした。 松下の文章は4頁(4部分)からなる。要約すると以下の通り。 1.わたしたちの知っている抽象とは全く別の軸…

性を、一旦破棄して考える

この日記ではなぜか、西尾幹二、山形浩生との激突というエピソードがあったわけですが、最近「ジェンダーフリー」ないしその使用法について広範な議論が巻き起こっているようです。ジェンダーという言葉がフリーという言葉と結びついて、正確な概念から離れ…

非対称の性

松下昇氏の性に関わる文章を掲載します。 非対称の性 生理ないし言語の規範における〈性〉が男性、女性、中性などと呼ばれるけれども、それらを一たん全て破棄して考察してみることが、このテーマに踏み込む基本原則である。この原則は、性の比較、交差、交…