松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

あらゆる革命には「現実性」などなかった。

id:bogus-simotukare 氏のコメントへの応答。ただし重要なのでみんなに読んで欲しい。


6,

そんなん(北朝鮮政権の打倒)現実性もない。(シモツカレ)

現実性があるかないか、などという話はしていない。だいたい「現実性」のレベルで予測できた「革命」など世の中にはない。


日朝交渉しないで拉致が解決するのか。>何度も言うが、拉致問題の話はしていない。


「西ドイツが崩壊前に公然と「東ドイツを崩壊させたい」なんて言ったことはない。」そのとおり。それを私は強調している。国家である限り、他の国家を否定できない。戦争ができるだけだ。
しかし東ドイツも、他の多くの国も1989年前後に崩壊した。それを忘れたふりをし続けるのが、左右の「国家主義者」!だ。国家というものに占拠された頭をリセットし、個人=難民の立場に本当になろうとするとき、別の未来が開ける。


・「俺の立場は脱北者の立場」だなどと、言っていない。
・「脱北者の意見」の話はしていない。


>>「拉致被害者が最優先だ!」と言う三浦小太郎を批判しないのですか?
彼と政治思想が違うことはお互いに了解している(たぶん)。私にすべての右翼を批判する余裕などないのは当然。

『繰り返しますが』「拉致被害者を見捨てて構わない」というあなたは「人非人」「外道」「鬼畜」ですね。

それは、日本ナショナリズムの立場にたった「非国民攻撃」であることをあなたが認めるのなら、それを言ってもよい。


7,

「そんなことを6カ国協議参加国など、関係各国(特に北朝鮮を経済支援する中露)が望んでないからですが?

中国、日本、韓国、米国、ロシアが北朝鮮崩壊を望んで来なかった。それによって北朝鮮国家は70年間存続し続けたし、今後も存続し続けるだろう。
しかし、北朝鮮人民の多くは北朝鮮国家崩壊を望んでいる。そう考えそれを支援しようとする市民を、中国、日本、韓国、米国、ロシア市民のなかにどれだけ造ることができるか? が問題である。
もちろん、わずかな望みではある。しかしわたしたちが間違った道を行き、その道は北朝鮮核武装にしか通じていなかったことが明らかになった。
(10/10追記)