松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

今こそ「東ドイツ崩壊の朝鮮半島での再現」の希望を語ろう!

id:bogus-simotukare、書き直しありがとう。


1,「拉致被害者を救おう」と声を揃えて盛り上がることに因って、何の成果も得られなかった。
というのは事実だ。
ナショナリズムの強化は、結果として北朝鮮核武装をもたらした。
したがって、国家の立場ではなく、難民=脱北者の立場に立てば、何か展望が見えてくるかもしれない。


2,拉致被害者ではなく、一貫して脱北者とかっての「帰国者」たちを救おうとすることが大事だと、私は言ってきました。「拉致被害者ではなく、」というと非国民扱いされるので柄にもなく、少しは遠慮していた点もあるかもしれませんが。


3,少なくともインターネットでは、日本人妻帰国問題を強調した数少ない人が三浦だと理解している。
ただ救う会と守る会が同一路線でもあるかのように行動することが多かったの事に、彼の影響もあるとは言える。で私はそれに関与していない。(一会員として「責任」があるとあなたは言うが)


4,

(ボーガス注:朝鮮半島に)「東ドイツ崩壊」を何としても再現させること、以外に、(ボーガス注:拉致の)解決策などない!

 >あなたは私の文章を10年間誤読してきたのですね。
拉致問題の解決には、私は興味も関心もありません。
東ドイツ崩壊」を何としても再現させること、以外に、(北朝鮮人民と東アジアの平和の)解決策などない! と私は言っている。


5,何をもって「東ドイツ崩壊の朝鮮半島での再現(北朝鮮崩壊?)」が起きないと言い切るのか?頭が最初から最後まで冷戦思考に乗っ取られているから分からないだけだ。
国家は共同幻想に過ぎず、0.1%から数%の「国民」が夢から覚め、「難民化」することによって、幻は消える。そのとき大事なのは、周辺国の一般市民の意識である。東アジアでは一応先進国である日本の意識がとても大事である。天安門事件の時に学生への共感と弾圧への反発が日本人にも広がった。しかしそれはすぐに収まっていった。それは、「大東亜戦争の反省」というものを実体化し、今の中国共産党北朝鮮国家の実体への批判をタブー化しようとする傾向が育っていったことと並行していたのかもしれない。
そうではなく、天安門事件の時の学生への共感を素直に育て、90年代のそのあまりに過酷な北朝鮮飢餓の問題に日本の市民がその時気付くことができれば、歴史は変わっていたはずだ。