松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

ちょっと待って! 放射能ガレキ 関西ネット からの声明

大阪市の汚染ガレキ受け入れに反対する市民への不当弾圧に抗議する声明


12月9日朝、大阪府警大阪市の被災地ガレキ受け入れに反対している市民2名を不当にも逮捕しました。さらに11日、もう1名を逮捕しました。この1名は11月13日に逮捕され勾留中での再逮捕です。逮捕容疑は、「鉄道営業法違反」「威力業務妨害」「不退去」です。


私たち市民グループは、10月17日午後5時から大阪市役所周辺で、「ちょっと待って!放射能汚染ガレキ ストップ!11月試験焼却/大阪市役所包囲行動」を実施しました。 それに先立って、午後3時からJR大阪駅北東角の歩道で街頭宣伝を行い、終了後、参加者が大阪市役所に向けて三々五々歩いて移動しました。
その際に、大阪駅構内の東コンコースを北から南へ通り抜けました。情宣活動の最初からJRの管理職とおぼしき人たちが多数動員されていて、私たちの移動を妨害するということがありました。逮捕容疑は、この際の行動に絡めたものと推定されます。
これは逮捕者だけに止まらず、大阪市のガレキ受け入れ・焼却・埋め立てに反対する市民の運動全体に対する不当な弾圧の一環であると、私たちは考えます。


ガレキ焼却によって環境と人体への影響が及ぶことに対する市民の不安・疑問・反対の声を、このように強権的に圧殺してまでも行われる被災地ガレキの広域処理は、民主主義の破壊行為であることを露呈しています。
こういう事態を惹起する根本的な原因を作った環境省大阪市当局に抗議し、ガレキ広域処理方針の撤回・中止を求めます。
不当弾圧を行った大阪府警に厳重に抗議し、即時釈放を求めます。
私たち市民は憲法に規定された主権者です。真に民主主義的な社会を実現する主人公として、草の根の市民運動を粘り強く続けます。
不当な弾圧に屈することなく、来年2月以降に予定される大阪市のガレキ本格焼却に反対し、未来へ続く“いのち”を守るため、市民運動をさらに大きくする決意を表明します。

                         
                              2012年12月13日  
     ちょっと待って! 放射能ガレキ 関西ネット

ちょっと待って!ガレキ からの声明も転送します。