松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

辻康吾先生を囲む会のご案内

現代化30年、新たな変動期を迎えた中国


1.辻康吾先生のプロフィール
 1934年、東京に生まれる。東京外国語大学国語学科、立教大学法学部を卒業し、毎日新聞香港特派員、同北京支局長、東海大学教授、獨協大学教授を歴任。
 著書に『転換期の中国』、『文化大革命と現代中国』(以上岩波新書)、『中華曼荼羅』、『中国の新しい対外政策』(岩波現代文庫)、編著に『岩波現代中国事典』など。
 『アジア時報』でシリーズ「中華歎異抄」を担当、「『公民社会』に手を焼く中国」などを執筆。


2.囲む会の内容

 日時:1月27日(金) 18時10分から20時
     レクチャーと質疑応答、議論
 場所:カフェMARINA(貸し切り)
    地下鉄・野田阪神駅、7番出口から、新橋筋商店街を徒歩1分
    電話 06−6443−6266
 参加費:2000円(コーヒーか紅茶つき)


3.二次会
 「坐・和民阪神野田店(魚介料理・海鮮料理など)
 阪神線・野田駅の改札を降りてすぐ(17m)
 TEL 06-6456-2361
 大阪府大阪市福島区海老江1-1-11 1F


4.時間があれば、劉燕子が王力雄・オーセルさんご夫妻の近著やチベットの近況と未来についても話題を提供します。実は、謹賀新年とは言いながら、1月6日、アバ地域でまた二人のチベット人が新たに抗議の焼身自殺をしました。これは今年に入って初めてで、2008年からは14人目と15人目です。重苦しいことばかりと思われるかもしれませんが、この苦しみと痛みをわかちあえればと存じます。
 以下は、2008年4月と推測される軍と警察の捜索の映像です。
http://www.dongyangjing.com/bbs_disp.cgi?zno=80201&&kno=001&&no=0594


5.辻先生は、ご多忙のなか、わざわざ大阪にてお時間をさいてくださり、このような機会を設けることになりました。とても貴重なお話を聞けるチャンスです。平日ですが、どうぞふるってご参加ください。
                   コーディネーター 劉燕子

 この会は何かの組織ではなく、志はありますが、独立した立場の人々が自由に語りあう場です。お互いの意見を尊重し、質の高い議論を交わしつつ、現場から発信されている生き生きとした情報を共有し、新たな公共空間の創造(自己組織)を目指します。
 予約の都合がありますので、なるべく早めにご参加の可否をご連絡ください。心よりお待ちしています。

ブログへの掲載が当日になってしまった。
私は辻康吾さんという方は知らないのだが、劉燕子氏主催の阪神野田での小さな講演会はこれで4回目になる。アットホームで良い雰囲気の会で、応援している。