沖縄米軍基地大幅縮小は可能！

　にもかかわらず、在日米軍とその基地は、ほとんど減っていない。たしかに日本や沖縄は、アメリカ軍が世界に展開する中継基地をおくのに便利な土地だけれど、軍事的にいえば現在ほど多数の基地や在日米軍は必要ない。アメリカのクルーラク元太平洋艦隊司令官も、「沖縄に巨大な米軍基地は必要ない」といっている。

　それじゃあ、なんで在日米軍や米軍基地が減らないのか。これについて、95年6月にアメリカのロード国務次官補は、アメリカ議会の下院でこう述べている。在日米軍の基地は、駐留経費の約7割を日本政府が負担しているから、「米国内におくよりも日本に軍隊を駐留させる方が安上がりになる」と。（小熊英二）
http://tu-ta.at.webry.info/200910/article_17.html

　基地についてあまり勉強していないのだが、上の認識は正しいのではないか。一部の日本人が米産軍複合体からおこぼれをもらって日本の政治に影響力を及ぼしていた。あまりにも単純でつまらない話なので、高級な理屈を好むインテリには人気のない認識。