松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

103万円の壁 について

国澤静子さんの 再び「主婦戦線」HPあり。
http://www.rak1.jp/one/user/partren2000/
投稿者: 国澤静子 2008/12/29(Mon) 掲示板から引用する。

②☆所得無税限度額
 ①とも関連するのですが103万や130万の壁といわれる被扶養者となる妻の立場についてです
私は1976年パート労働者への課税については他の保険等で保護のあつい恵まれた労働者の課税と別の100万円(当時)とせよとの請願行動(『1980年代パート・タイマー白書』p142請願文書ご参照ください)をすることでそれまで「個人の秘密」であつた 無税限度額と扶養控除の問題を社会問題とする端緒をひらきましたが、専業主婦控除の反対請願もむなしく 「壁」前後で女性労働者を二分する策動をはねかえすことができませんでした。

この請願をふくむ「パート未組織労働者連絡会」の活動当初より
主婦を「啓蒙する口調で」限度額を大幅に越えー正規労働者界に参入せよ」との示唆のみだされてきましたが
じつは 当初より主張しているように
限度とされる数字が「可変」である点が意図的に看過されているのです
たとえばこれらの数値を 倍額にしてみたら あるいは 毎年物価スライド性にしてみたらどうでしよう?

 専業主婦控除は廃止すべきだ、と私は考えています。そして現在これだけ格差問題が叫ばれながら、その原因のひとつになっている配偶者控除問題について誰も論じようとしないのはとてもおかしい!(わずかに自民党の一部だけだ。)