松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

ひよどりの巣立ち


 ひどく狭いところに生えている木にひよどりが巣を作りひなを育てはじめました。うちには小鳥を捕るのが趣味の猫がいるのにベランダから跳び移れないこともない距離に営巣したので心配していましたが、今日巣立ちしました。
 うちの家は南側が私道、東と北、東北と1mほどで隣家があり、4、5ひきの小鳥が巣立ったうち2羽はのその家と家の間に狭い溝のような場所におちこんでしまい、一度は地上3メートルくらいのところまで上がったものの不運にもまた落ちてしまったりして、おそらく開けた場所に出ることはできないみたいです。
 南側にも2匹が出てきているのを発見。写真を取りました。最後の鳥は木製ラティスにぴったりはまりこむように止まっています。
 巣立ち。まだ生まれてそれほど経たない小鳥が自分だけの筋肉で必死に羽ばたいて巣立つわけですが、そのときうまくいかない可能性はいくらでもあるわけです。どれだけの高さから羽ばたくか空間がどれだけ開けているかとっさにどう判断するかなど。最初の試練をのりこえられる確率は今回半分くらいということになるみたいです。


2羽目の鳥はまださっきのラティスのところに止まっています。こいつは飛び立てると思ったんですが・・・(2羽は2羽の親がどこかへガイドして行きました。

上は十日ほど前の巣のなかのひな。

木の枝の中に隠れていた3羽目。私がカメラで狙ったせいか親はあまりやってこない・・・