松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

「弯曲していく日常」

にタイトルを変更します。

弯曲か彎曲か。いまでは後者の方がけっこう優勢かもしれない。
しかし、わたしにとって「弯曲」とはこのブログのフッターに最初から載せているように、「  敵でも味方でもない、ある圧倒的な力によって問題提起の正しさが弯曲していくのではないかという一瞬おとずれる感覚のむこうに、はじめて、ほんとうの闘争がはじまっている。(松下昇)」というフレーズから取ったものです。でこの文章自体わたしがワープロで打ったものなので「彎曲」という字を使っていたのですが、元は手書きの落書き(張り紙)であり、1971年1月「あんかるわ 別号《深夜版》2」に転載され活字化されたとき、「弯曲」が選択された。この原本性の尊重という意味で遅ればせながら、「弯曲」に訂正することにした。
彎曲なんて字は書いたことがない。つまりパソコンなしには使用できない漢字である。そういうふうになってしまってはいけないというのもまた松下の注意していたところでした。


また、この問題は、全共闘か全共斗か? という問とパラレルだと捉えることができる。
今日たまたま検索したら次のサイトを発見!

日大 全 共 斗

日大全共闘による日大闘争

日本大学全学共闘会議1968年5月27日15:30経済学部前にて結成
http://www.geocities.jp/zenkyoutou2002/

このサイトでは「日大 全 共 斗」の「斗」の字をわざわざ赤字で強調している。
当時わたしもまた「全共斗」という表記の方を自然だと感じていた。
というわけで「訂正!」
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