松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

露のあけぼの

            斎院に侍りける時、神館(かんだち)にて

忘れめや あふひ*1を草に 引き結び かりねの野べの 露のあけぼの
    式子内親王

通釈】忘れなどしようか。葵の葉を草枕として引き結び、旅寝した野辺の一夜が明けて、露の置いたあの曙の景色を。
http://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/sennin/syokusi_t.html  式子内親王 千人万首(注釈付き)

*1: