2007-08-15から1日間の記事一覧
式子内親王 の歌をもう2種 写しておこう。 夕立の 雲もとまらぬ 夏の日の かたぶく山に ひぐらしの声 窓近き 竹の葉すさむ 風の音に いとどみじかき うたたねの夢 今日はひどく暑いので、この歌などは暑い暑いとだらけてしまう気持ちをひきしめてむりやり涼…
斎院に侍りける時、神館(かんだち)にて忘れめや あふひ*1を草に 引き結び かりねの野べの 露のあけぼの 式子内親王 通釈】忘れなどしようか。葵の葉を草枕として引き結び、旅寝した野辺の一夜が明けて、露の置いたあの曙の景色を。 http://www.asahi-net.or.…