松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

原発問題に関する日本の報道は抑圧されている。

1)大体柏崎原発は1970年に作られていてそもそも老朽化のリスクが高いのに、この種の議論が日本では一切なされていないこと(というか政府が取上げさせないということ)

2)二言目には唯一の被爆国という割には原子力発電所のリスクについての管理が甘く、日本政府がきちんと国民に説明していないこと。特に地震国日本ではその存在自体が危険だという指摘は何度も海外からなされている。

 3)東京の電力を供給するために140マイルも離れた柏崎に原発を建設、それによる経済波及効果で地方経済を支えてきたという日本の構造的問題 

の主な3点。

しかし、一番強調していたのは、唯一の被爆国でありかつ世界の原発先進国の日本が、今回の事故に関して情報を隠蔽するようなことがあれば、それは緊急の国際問題といってよく、北朝鮮の核施設とリスクの所在は変わらなくなってしまう・・・と指摘していた点であります。
http://blog.goo.ne.jp/kitanotakeshi55/e/3fda3b9971e8daa3a00c45e1bc84cd27
債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら  世界は怒っている・・・・

 日本国内と国外での報道の温度差が顕著であるという指摘。
慰安婦問題は「大東亜戦争の総括」問題だったが、それ以外の問題でもマスコミが報道の自由を自己抑圧している事実がある。わたしたちの常識を作っているのはマスコミやそれに依拠せざるをえない世論であるので、なかなか気づき難いのだが。