松下昇への接近

 旧 湾曲していく日常

人格と結合したきわめて重要な問い

同じブックマークリストからもう一つ。

ひとつには、どうも、子供を産み、育てるということは、妻にとっては、人格と結合したきわめて重要な問いを女性に投げかけることであって、これを「機械」や「装置」という概念に置き換えることができるという発想自体が許されないことであるらしい。
http://dainagon-end.at.webry.info/200702/article_3.html
柳沢大臣失言について、妻から叱られる nagoyan/ウェブリブログ

口の軽い仁が、とんでも文脈でとんでも発言したわけでもないから、いっそう、怒れるのだという。
(同上)

柳沢発言は悪意からのものではない、とかトンデモ発言ではないとの援護言説が盛んだが、見当違いである。
何がトンデモかを決めるこの世界の常識のあり方が、政治家の世界(マスコミの世界もそれに近い)と、現実に産む/産まないというスラッシュの上で悩んでいる女たちとの間で全くずれているということが、問題の核心。
(2/6追加)